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無理やり反対側を向かせると、着ていたワンピースを脱ぐ。
こんなに肌を露出させるのなんて久々で、本当に恥ずかしい。似合うかもわからないのに。
パーカー、とか上に羽織ればいいのか、と持ってきたバッグを漁ると、下を向いていた私の体が上に上がる。
肩をがっしり掴まれて、上を向かされた、というのが正しいだろうか。
『まだこっち向いていいって言ってないんですけど』
「遅くて我慢出来なかった。…ねぇ、これ自分で選んだの？」
『…そう、ですけど、…似合いませんでしか』
選んだのは黒のワンピースタイプの水着。
ビキニ、なんて私に着れる訳もなく、胸を寄せたって谷間なんて出来ないし、こういうワンピースタイプなら着やすいかなって、黒だったら無難な色だし、私でも似合いそうだなって。
…それでもやっぱり似合わなかった。
やっぱりこんなとこ、私が来るような場所じゃないな、なんてネガティブな事ばっかりが頭に浮かぶと、それをかき消すかのように、先生が私を抱き締めてくる。
『…へ』
「いや、似合いすぎ。すっげぇかわいい」
『なっ…す、すみません、ビキニなんて想像してたら、そんなの私には着れないから』
「似合ってればなんでもいいって思うタイプだから、そんなのどうだっていい。…はぁ、ちょっと可愛すぎじゃない？あーやっぱ見せたくないなぁ」
『〜っ…せんせ、先生、暑いから離してください』
「やだ、やだやだ。あいつらの前ではパーカーとか着てくれる？」
『それは、もちろん』
「それならよし」
名残惜しそうに腕を離すと、改めてまじまじと見つめてくる。
まって恥ずかしすぎる…、ほんとにやめて欲しい。
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澄架(プロフ) - Harunoさん» Harunoさん！コメントありがとうございます！強引でSめな佐久間さん好きなんです(笑)ありがとうございます！ (2021年7月28日 11時) (
レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - もう題名からして好きです、そして強引な佐久間さんも素敵です（ ; ; ）！続きめちゃくちゃ楽しみにしております…！ (2021年7月19日 9時) (レス) id: f386ea5569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄架
| 作成日時：2021年7月17日 2時
