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「…てことで、改めて俺と付き合ってくれますか？」
『…私でよければ』
「にゃはっここまで来て付き合わないなんてことあります〜？」
抱き着いたあの後、ぐぅ、と2人して腹の虫が鳴ってしまい、ご飯を食べに行こうとこの間行ったあのお店にまた来てしまった。
また美味しそうな物を片っ端から注文して、飲み物が届いたあと、佐久間くんはゆっくりと話し始めた。
「何回も言いますけど、俺、先輩が好きでしょうがないんです。可愛くて優しくて、周りをよく見てる。頑張り屋さんな所も、何に対しても一生懸命な所も、大好きだし、尊敬してるんです。こんなに好きって言ってるのに、何故か先輩には気持ちが一向に伝わってないし、ふっかと仲いいし、それに先輩、部署内で結構モテてるの知らないでしょ？」
佐久間くんは今日はビールを頼んでいて、まだそんなに飲んでないのに顔がほんのり赤い。
酔ってきてるのかな。
『うん、初めて聞いた』
「やっぱりぃ〜！俺それで結構焦っててあの時も抑えらんなくて、俺のものにしたいとか独占欲丸出しで告白しちゃいましたもん」
『…確かに、そう言えば言われたかも』
「そうですよ〜！…先輩が可愛すぎるのがずるいんですからね」
伸びてきた指が私の頬をつまむ。
むにむにといじられるが、楽しそうにしてる佐久間くんが愛おしくて、されるがまま。
「んふふ〜でももう先輩は俺のもんですからね！」
今度さドヤ顔で言い張る。
そうだね、私はもう佐久間くんのものだね。
だったら、
『佐久間くんも私のものだね』
まるで尻尾が見えるかのようにブンブンと首を縦に振りながら、にんまりと目を細めて嬉しそうに「はい！」と元気よく返事をする。
やっぱり佐久間くんは大型犬みたい。
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白水カル(プロフ) - でかすって方言なんですね_(:3 」∠)_普通に使ってたから知りませんでした。私も東北民です笑 さっくんきゅんきゅんしますね。このお話好きです (2021年8月2日 1時) (
レス) id: 86f4d0e489 (このIDを非表示/違反報告)
澄架(プロフ) - aliさん» ali様 コメントありがとうございます！わーありがとうございます(；；)もうぜひぜひ(笑)何周でもしてください！(笑) (2021年7月6日 17時) (レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
ali(プロフ) - 完結おめでとうございます！そして執筆お疲れ様でした！ 多分、あと5周はすると思います！笑 (2021年7月6日 3時) (レス) id: 120cec0860 (このIDを非表示/違反報告)
澄架(プロフ) - めぐさん» めぐ様〜！いつもいつもコメントありがとうございます！嬉しいです〜！後輩佐久間さん可愛すぎますよね…後輩になって欲しい(？)これからも是非よろしくお願いします(；；) (2021年7月3日 14時) (レス) id: 6cf4b7c805 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - 後輩さくまくん最高でした！！やっぱり澄架さんの作品のさっくん可愛くて大好きです！完結おつかれさまでした♪♪ (2021年7月3日 10時) (レス) id: 19a0d7c3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄架
| 作成日時：2021年6月19日 16時
