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二人目は



『じゃあ、照、おいで』





佐「、、やっぱり五十音順っっっ!!!」





『だから、そんなつもりないって笑』









本当に五十音順にするつもりはなかったんだけど




照にした理由は、このまま威厳を保つのがしんどそうだったから笑




痛みに弱い彼はもちろん注射も苦手なわけで




だけど年下も加わって、リーダーになって




どんどん頼もしくなってきたから




みんなの前であまり弱い所を見せたくないかな〜っていう私なりの配慮笑








岩「、、、、お願いします、、」




『はい、どうぞー』








いつもなら頼もしく見えるはずの大きな背中も



今日ばかりは小さく見える








『もう我慢しなくていいよ』







そういうと縮こまった背中からぽたぽた涙がこぼれる







『ゆっくりやろうね、大丈夫』




岩「、、、、っ、(涙)」







結構我慢させちゃってたかな、



最初に終わらせてあげればよかったかも、、








『照ー?最初にもしもしだけしちゃってもいい?』








数分たってようやく涙が落ち着いてきた頃に声をかけてみる









岩「、、、んっ(涙)」








ちょっと考えて頷いてくれたから




空いているTシャツの隙間にスっと手を滑り込ませる




泣いた直後で呼吸も落ち着かないし、




心音も若干早いけど、大丈夫そうかな笑







『はーい、じゃあこっちむいて
あー、できそうかな?』






そういうとうるうるの目でこちらを見上げてくる



さっきちらりと見えたシックスパックとのギャップがすごい、、、、笑








『喉見せて欲しいなー』



岩「、、、、ぁ(涙)」







そういうとちっちゃくだけど口を開けてくれた照




小さな隙間からペンライトをかざして喉を見る




うん、異常なさそう笑









『じゃあ左腕出してねー』








そういいつつ、左腕を持って左手を腰に当てるようにサポート笑








岩「、、、、ゃだっ、やだ(涙)」



『やだねぇ笑 いつになっても注射好きになれないねぇひかる笑笑』



岩「、んーっ、、、なれないっグスッ(涙)」



『でもずっと怖いの嫌だから、終わりにしちゃうよ?笑』








そういってすばやく消毒をして注射を打った









岩「、ぃやあぁ、、、ん"ーーーーーっ、、、ヒクッ(涙)」



『、、、はーい、おしまい、頑張ったねぇ』



岩「、、ヒクッ、怖かったぁっ、ヒクッ(涙)」








かなり強行突破だったけどよく頑張りました^^

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作者名:結羽 | 作成日時:2021年3月21日 22時

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