女医と彼ら【 Snow Man 】 (ページ3)

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貴方 side

阿「、、、お願いしまーす、」

相変わらず華奢な身体でそわそわしながらも椅子に座る阿部ちゃん

『最近調子悪いなーとか、ここ気になるなーってことある？』

阿「んーーー、、、特に大丈夫、です」

『そっか、じゃあ心臓の音から聴かせてねー』

そういうと素直に着ていたTシャツを胸まであげてくれる阿部ちゃん

『ちょっとヒヤッとするよー』

そう言って、申し訳程度の熱を持った聴診器を胸に当てていく

『はい、後ろー』

ぐるっと半回転してもらって背中からも聴診する

、、、、うん、心音も呼吸音も大丈夫そうだね

『はい、いいよー』

次に手に取ったのはライトと舌圧子

『、、はい、あー』

そういうと今度は大きく開けられた口

、、はあ素直でとにかくやりやすい、助かる笑

、、、、うん、喉も大丈夫そうだね

『、、はい、いいよー』

じゃあ今日の本題に行きますか、、

『左腕に打って大丈夫かな？』

阿「、、、、(ｺｸｯ)」

お利口さんな阿部ちゃんでもさすがに注射は緊張するのね笑

『緊張してる？笑』

阿「、、しますよ、そりゃあ笑」

『そっか笑そうだよね笑笑』

緊張はしているみたいだけど、本人の気が変わらないうちに、、、、

まあ気が変わっても暴れたりしないのが阿部ちゃんなんだけど笑

『、、じゃあチクッとするよー、、』

阿「、、、、っ」

『、、、はい終わり、お疲れ様～』

無事に終わっていつも小さい子にやる癖で髪の毛をわしゃわしゃと撫でる

阿「、、、んふっ笑懐かしい笑笑」

小さいJrの子達にはよくやるし、もちろん阿部ちゃんが小さい時もよくやってたこれ

『阿部ちゃんが可愛かった頃はよくやってたもんねー笑』

阿「、今でも可愛いですっ、、、」

『ごめんごめん、今でも可愛いよ阿部ちゃん笑笑』

思いがけないところで機嫌を損ねてしまったけど笑

とりあえず一人目が無事に終わりました