SnowLife -３-

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〜向井目線〜

廊下に出て照にぃに電話をかけると、
直ぐに出てくれた。

照『もしもし？康二どうした？』

康「あ、照にぃ今平気？？」

そう聞くと、直ぐに返事が返ってきた。

照『おう、ちょうど終わって今から帰るとこ。
なんかあった？』

そう聞いてくる照にぃに事情を話す。

康「めめの事なんやけどさー、。」

照『目黒？あー、もしかしてまた捨てた？？』

直ぐに察して言う照にぃにさすがやなと思わず感心する。

照『自分から俺の事話してた？』

康「いや、素直すぎて怪しかったから問い詰めた。」

そう言うと、ため息が聞こえてきた。

照『前に阿部にも同じように誤魔化してお仕置き軽くしようとしたんだよ。康二が気づいてくれて良かったわ。』

そう言う照にぃに俺は気になって聞いた。

康「え、めめ何回目なん？？
てっきり2回目やと思ってんたんやけど。」

照『3回目。』

3回！？めめも懲りひんなぁ、、w

俺がそう思って苦笑いしてると、照にぃに聞かれた。

照『今って目黒は康二の家？』

康「おん、せやで。俺ん家。」

俺が答えると、照にぃが言った。

照『じゃあ、正座させといて。
たぶん10分くらいで着くから。』

あー、これめっちゃ怒ってな、、w
そう思いならがら返事をする。

康「りょーかい。」

照『うん。じゃあよろしく。』

そう言うと電話が切れた。

俺はリビングに戻ると、オロオロとしてるめめと目が合った。

康「照にぃから伝言。
10分くらいで着くからそれまで正座しときって。」

そう言うと、また絶望的な顔をした。

俺はそんなめめの手を引いてソファーの前までくると、
床を指さして言った。

康「ここに正座しとき。
しとかんともっと照にぃ怒るで。」

そう言うと、流石にこれ以上怒らせたくなかったらしく
素直に正座した。

めめが足を崩さんように見張ってると、
10分より少し早くインターホンがなった。

ビクッと反応するめめを見なかったことにして、
玄関に行って鍵を開けると照にぃが居た。

康「照にぃ、来てくれてありがと！
ごめんな？疲れてるんに。」

そう言うと直ぐに首を振った。

照「いや、全然いいよ。
目黒はリビング？」

そう聞かれたから俺は頷いた。

康「おん、ずっと正座しとるよ。」

照「わかった。悪いけどここでしてくわ。」

康「えぇよ。俺部屋行っとるな？」

俺はそう言って自分の部屋に戻った。

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