執着、依存【桃】

49話 ページ49

『と、言うわけでこちらが仲間になった』

深「深澤辰哉で〜す。よろしくね」

目「あ、はい。えっと、……」

『私はふっかって呼んでるけど呼び捨てでも良いと思うよ。』

深「おい」

目「じゃあふっかさんで」


という感じで私達3人はビデオ通話で会話をしている。今は夜で気軽に入れるお店も少ないし、直ぐに顔合わせをさせたかったからビデオ通話にした


簡単にふっかと私と大ちゃんの関係性を話していれば、


目「A先輩、メイクしてます？」

深「は、え、目黒、お前もっと女心考えろって」

『あ〜、うん。ごめんさっきお風呂入っちゃって。ごめんね、汚いもの見せちゃって』

目「あ、いや、なんというか……それですっぴんとかめちゃくちゃ、あの」


ビデオ越しに顔を真っ赤にする目黒くんが写る。そんなに汚いもの見せちゃったかな、なんて自分が悪いのに勝手に凹んでしまう


深「へ〜、ふ〜ん。目黒、大丈夫だ。分かるぞその気持ち」

目「いや、なんすか。急に馴れ馴れしくしないでください」


にやにやしながらフォローしてくれたふっかをばっさりと切る目黒くん。流石と言うか、なんというか


でも議題がずれてない？

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