32話 ページ32
佐「何？Aはあいつらを擁護すんの？」
『違うよ、』
佐「何が違うの」
ふっ、と大ちゃんの瞳が伏せられ、力が弱くなる。私は知ってる、これが"あれ"が始まる合図だって
大ちゃんの顔が私の肩を沈む。そのまま大ちゃんが口を開けて、私の肩に噛みついた
『いっ、』
佐「ん、」
弱くなったはずの力はまた強くなっていて、手首と肩の両方から大ちゃんからの痛みを感じてしまう。
私はこれが大嫌い
無理やりにでも大ちゃんの存在を感じなきゃいけないから
いつからだっけ、これの癖が始まったのは
確か高校生の時だったような、
佐「ん、は…」
『いたい、よ』
佐「Aが悪いんじゃん。
まっ、でもこれで分かったよね？Aが俺のだって」
先程の暗い雰囲気が消え、切り替えの速さに背筋がゾクリと凍る。二重人格じゃないか疑うレベル
解放された手首と肩の痛みを感じながら控えめに頷く。そうすれば大ちゃんは笑顔でじゃあ行こっ、なんて言ってくる
さっきのは本当に大ちゃんなの？
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あましろ。(プロフ) - レモンさん» 初めまして、コメントありがとうございます！少し忙しくて更新が遅めになっていますが精一杯頑張らせてもらいます！ (2022年10月6日 16時) (
レス) id: 494e09bc24 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 佐久間君おヤンデレ系のお話とても面白く読ませてもらってます。とても面白いのでこれからも更新楽しみにしています❗️ (2022年10月5日 6時) (レス) id: e5fea05a65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あましろ。 | 作成日時：2022年9月19日 18時
