secret.63 ページ13
あれから特に変な様子もなく…
何も無い毎日が続いたからいいけど
" いつか来るんじゃないか "って
毎日ヒヤヒヤして過ごしてた…。
《 ピンポンパンポーン… 》
ｱﾅｳﾝｽ「間もなく消灯時間です。
廊下に出てる生徒は速やかに戻りましょう。」
《 ピンポンパンポーン… 》
A「もうそんな時間か…」
今日の宿題と予習を終わらせて片付けてると…
《 カチャッ… 》
深澤「だから鍵閉めとけって？」
A「いつもそー言って長居するの誰ですか？笑」
深澤「俺でーす。笑 よっと…笑」
窓から入って来て迷いなくベットでくつろぐふっか…
最初の頃は" 危ないからマジで窓も鍵しろ "って注意
する癖にある時から" 中入れて "って言うから
最近はわざと開けたままでいる…笑
深澤「また宿題と予習やってたの？笑」
A「そうだよ？笑」
深澤「かぁ〜…偉いなぁ〜？笑」
A「どっかの誰かさんと違うからね？笑」
深澤「ぐさぁ〜…今…凄いの刺さった…汗」
A「ふふっ、笑」
深澤「寝る？」
A「まだ寝ないけど…消灯時間になるから
電気は消しとかないとまずいかも…」
深澤「なら電気消しといてやるから
ベット入っていいよ？」
A「ありがと。笑」
深澤「消すぞー？」
A「はーい、笑」
《 カチッ… 》
ちゃんと私がベットに入ったのを確認して
電気を消してくれる…これが最近の日課…
A「ねぇ…」
深澤「ん〜？」
A「いつも朝になって私が部屋出るまで
ここにいてくれるけど…寝れてるの…？」
深澤「なんだよ急に、笑」
いつも朝になれば『朝だから起きろー？』って
起こしてくれるけど…実際ふっかが寝てるとこを
見たことがなかった…。
A「いつも外から見張っててくれてるし…
夜はこうやって一緒にいるけど寝れてるかなって…」
深澤「お前が知らないタイミングでラウと交代して
向こうに戻ってるからその時に寝てるよ。笑」
A「でもちょっとだけでしょ？
ちゃんと寝ないと倒れちゃうよ…？」
深澤「俺の心配より自分の心配しろ。笑」
A「ねぇ、お願いだからちゃんと寝て。」
深澤「分かったから、笑」
A「ん、隣来て。」
深澤「そこで寝ろと？笑」
A「だって他にベット無いもん。」
深澤「ソファーで寝るからいいって。笑」
A「うるさい、早く。」
深澤「あのなぁ〜俺男だぞ？
何しちゃうか分かんねーぞー？笑」
A「寝込み襲ったらぶっ倒す。」←
深澤「怖ぁ〜笑」
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作者名：はーちゃん | 作成日時：2021年9月13日 23時
