私の弟可愛すぎてヤバイです-4-

弟と姉 ページ4

『エンマ君寝るの早いなぁ〜』


そっと頭を撫でる


本当に可愛い寝顔!!



「A様。大王様から聞いたのですが…」



『？』


「お二人は付き合って居るんですよね？」


あ、エンマちゃん言ったのね、ぬらりひょんさんに


『はい！』


「結婚まで考えてられてるんですか？」


結婚ね……


『まだ、考えてないです。…エンマ君はきっと、私とずっと一緒に居てきたから、私の事好きって言ってるんだと思います。』


きっと、他の女の子との交流があったら、きっと私から離れていくと思う



「そうですか…A様は大王様の事好きなんですよね？」




『好きですよ？だから、エンマ君には幸せになって貰いたいんですよね。』


エンマ君の頭をふわりと撫でる


こんな天使のような…


「天使じゃないですよ？妖魔界の王、エンマ大王様です。」


『あ、心の声聞こえてました？』


「はい。」



『エンマ君は、本当に可愛いから、苦しむ所見たくないのですよ。』



「じゃあ、お見合いでもさせます？」



『えっ！？エンマ君怒るんじゃ…』



「A様から頼めば…」


そうですな…

エンマ君にも、お見合いってものを体験させてあげた方が良いよね！！



『わかりました！！』



「じゃあ、まずは、この方でどうでしょう？」



おっ！！美人さん！！
『良いですね！！』


エンマ君きっと喜ぶ！！



「んっ…」


『そろそろ起きるかなぁ…？』



「んー！！……はよ。A」ﾆｺ



うぅ…可愛い！！



寝起きのエンマ君やっぱり可愛い!!!


『おはよー！エンマ君！』



「じゃあ私は、これで失礼します」



ぬらりひょんさんが出て行った




『ねぇ？エンマ君。』



「んーー？」



『お願いがあるんだけど…お見合いやってくれない？？』



「!?はぁ！？」


！！？


さっきまで可愛かったエンマ君が急に変わった！！！？


『お見合いってどんなのか知りたくて…ねっ？』


「やっ！」ﾌﾟｲ


エンマ君、そっぽ向いちゃった………




『じゃあ、お見合い一回してくれたらねぇ……そうだ！！温泉行こう！！』


前、大ガマから沢山もらったチケットがあるからね！！


「！！？…温泉……わかった。でも、一回だけだから！」



『オーケー！じゃあ明日！！お見合いね？』


「…」ｺｸ


『温泉、旅館に泊まるんだけど、他にも誰か誘う？』



「Aだけがいい！」



『!!!、あ、ありがとう…？』

これはいい事なのか？

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