私の弟可愛すぎてヤバイです-4-

番外編 ページ14

『このプレゼントはこの私がいただくわ！！！』

クリスマスツリーのしたに置いてあったプレゼントをかかげる



「いや、A様でも譲れません！！」


「俺もだぜ！！！」


「「我らもですにゃー！/わん！」」




『ぜっっったい！！！私の！！この、エンマ君のぬいぐるみは！！！』



「いや、だめです。A様。私だって、エンマ大王様のぬいぐるみ欲しいです。」



「俺も自分のぬいぐるみ欲しいぜ！」



「「我らもです！！」」


これは、クリスマスに起きた、エンマ大王様ぬいぐるみを巡っての、熱い熱い戦いだった……


『エンマ君のぬいぐるみは私のプレゼントのはずよ！！！』


「いや、私のですよ。私も頼みましたから！！」



『大人にはプレゼント来ませんよ！！ぬらりひょんさん！！！』



「なっ………」


「なに…！？…そうなのか？ぬらり。」


「…っ…こ、心は、子供なのです！！！！！」


「「「『ええぇ！？』」」」



「嘘をついてもダメだ。ぬらり。自首しろ。」



『えっ？』


「年齢を偽った罪だ。」



『ええぇ！？ぬらりひょんさん！？自首まではしなくてい…』


「…御意…」


『マジっすか…』



ぬらりひょんさんは、自首しに行った



が、


数分後に戻ってきた


「女警察官だったので、許してもらえました。」ｷﾗﾝｯ



『なに…！？』


ぬらりひょんさん、恐るべし、


イケメンドックさん(イケメン犬)もそんな感じだったような…


「Aっ！俺に譲ってくんない？」ﾆｺ



『グハッッ////』


これは天使の微笑み…


で、でもっっ！！！


『やだっ！エンマちゃんぬいぐるみは渡さないわ！！！絶対！！』



「A様〜。この猫きよに譲ってくださいにゃー！」



『…………にゃんにゃん…にもゆ、譲れん！！！もちろんわんわんにも……』


くぅ…断るのが辛いぜ…



『この可愛い可愛いエンマちゃんぬいぐるみは私のモノよ！！！オーホッホッ！！』


「俺よりも…そのぬいぐるみの方が好き…なの？」


え…



『いや、エンマ君の方が好き』



「なら！！譲って？譲ってくれないと、ぬいぐるみの方が好きって………思っちゃうよ？」ﾆｺ




エンマ君…


黒くなったね…(遠い目)


『どうぞ……』


A氏、敗れたり。


「へへっ！やったぜー！！！」



エンマの勝利！



〜
結果


クリスマスについて書きたかった。

以上。

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