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蓮と、ふっかさんとしょっぴー。
皆から映画見たよって連絡が来て嬉しくなる。
夜、マンションに帰ったらエントランスに座り込んでる見慣れた姿。
『…蓮』
「おかえり」
『連絡くれたら良かったのに』
「何となく待ってたかったから」
『…どれくらい待ったの？』
「全然待ってないよ」
『…嘘だ、』
「…早く中入れて」
近付いたら、立ち上がって抱き締められる温もりに…安心してる場合じゃない。
早く、部屋に入らないと。
『映画観てくれたんだね、ありがとう』
部屋に入ってからも、蓮がずっとくっついてるから動きにくい…。
『蓮、着替えて来るからちょっと待ってて』
「良いよ、着替えなくて」
『でも、』
「どうせ、脱がせるから」
『え、』
「よいしょ…相変わらず軽いな、食べてる？」
『食べてるけど、ちょっと…降ろして』
「嫌です」
『…何で？』
「何で、とかじゃなくて。俺は今絶賛嫉妬してんの」
『…何に？』
「玉森くんに、どこ触られた？」
『…どこ、て』
抱えられた身体が降りたのは、ソファの上。
私を見下ろした蓮が、何とも言えない表情をしてる。
「…どこ、触られた？」
『…どこも』
「ここでしょ」
頬っぺたに触れた蓮の親指が、そっと唇をなぞってくる。
そのまま、逆の手が腰をなぞる。
『…蓮』
「あと、ここでしょ」
『…蓮ってば』
腰のラインをなぞった蓮の手が、器用に身体を這って触れられた場所が熱くなる。
『…蓮、せめてベッドルーム』
「ふは。誘ってんの？可愛い」
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みか - 何げに好きで読んでます (2023年2月19日 10時) (
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作者名：白雪
| 作成日時：2023年2月4日 23時
