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.........高校のことなんて、来年は受験だなあくらいで全然考えてなかったけど。
まあでも、亮平と同じ高校っていうのはすごく魅力的だなぁ。
朝、起こしてもらえるし。
でも私の成績は中の上くらい。
勉強なんてある程度出来れば親も先生も静かだから、いつもテスト期間に勉強する程度しか、頑張ったことがない。
万年学年1桁の順位をキープしている亮平とは違う。
「私と亮平じゃ、成績が違いすぎる…」
亮平「Aは、俺と同じ高校行きたくないの？」
こてん、と効果音が付きそうな感じでかわいく首を傾げる亮平。
女の私でも素直にかわいいって思っちゃうくらい、かわいい仕草。
長年一緒に居るからそれなりに耐性はあるはずだったけど、絆されるには十分で。
「私だって行きたい、けど、、」
亮平「ふふ。じゃあ頑張るしかないね。一緒に頑張ろ？」
亮平はそう言って、とっても嬉しそうに笑った。
こういうところずるい。
自分がモテることとか、かわいいこととか、絶対分かってるんだろうなぁ！なんて、心の中でちょっぴり文句を言いながら。
私も私で、これまでと変わらず亮平と一緒にいれるのなら、そんな高校生活もありかもしれないと思っていた。
勉強への不安はもちろんあるけど、なんだか亮平が一緒に頑張ってくれるのなら無敵な気がしたんだ。
こうして、中学二年生の春、私は亮平と同じ高校を目指すことを決意したのだった。
私はこの時の選択を、決心を、間違っていたなんて思わない＿＿＿＿。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
