59 Daiki side ページ9
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まさかAが
クリスマスデートの誘いを
受け入れてくれるなんて
思いもせえへんかったから
返事が返ってきた時
思わず嬉しくて飛び跳ねてもうた。
あの後神ちゃんにも直ぐに連絡したら
"Aから連絡きたで!めっちゃ喜んでたよ"
なんて返ってきたから
その文字を見てニヤニヤが止まらん。
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でも、いざクリスマスデートするってなった時
夜景デートに憧れる言うとったけど
どんなデートなんやろ?
正直夜景デートなんて
した事せえへんし
ネットで調べるか神ちゃんに聞いてみるか。
神ちゃんなら
もしかしたら過去にAとそう言う話
してるかもしれへんし。
"ちなみに神ちゃんって夜景デートしたことある?"
っと送ると
"した事ないし、Aとそう言う話もした事ない"
って返ってきて
俺の考えてる事
バレてるやんけなんて思いながら
1人で地味にテンション下がっていた。
すると神ちゃんから
もう一件連絡がきて
"そういえば、Aがここに行ってみたいとは言ったったで"
ってURLが送られて
そのページを開くと
都内から少し離れた
知る人ぞ知る夜景スポットが
特集されていた。
"神ちゃんありがとう!!今度なんか奢るわ"
"シゲが奢ってくれるのは楽しみやな笑"
"でも、1000円以内な"
"笑笑"
なんてやり取りをしつつ
再度神ちゃんが送ってくれた
URLを開き
そこから得られる情報を頼りに
Aとこの場所で
クリスマスデートを
楽しみ
もう一度
自分の気持ちを伝えるために
Aに
告白することを決めた。
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karen(プロフ) - はじめまして!この作品すごく好きです!続き楽しみにしてます! (2021年11月1日 9時) (レス) @page9 id: eb6042d99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:泪傘。 | 作成日時:2021年10月3日 1時