近すぎて遠い距離2【Daiki.Shigeoka】 (ページ6)

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大毅との件があってから

4ヶ月くらいたっただろうか。

あれから大毅とはもちろん

神ちゃんとも会ってるし

神ちゃんに関しては

驚いていたけど

陰ながら

私と大毅の事を見守ってくれてるのが分かる。

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今日は久しぶりに3人で遊びに来ていて

最後に遊んだのは

あのドライブ以来。

早くも季節は冬を迎えていて

世間はクリスマスムード。

神『すっかり、寒なったな〜』

重『はよ冬終わって欲しいわ』

「大毅は昔から冬苦手だよね笑」

重『寒いの苦手やねん』

「私は冬好きだけどな〜」

神『何で好きなん？』

「だって夜景とか綺麗だし、それこそ好きな人と手繋いで温もり感じたりできるから」

神『やってよ、シゲ』

重『、、急に俺にふるなって』

寒さのせいか

照れているのか分からないけど

神ちゃんからのふりに

ほんの少しだけ

耳と頬が赤くなっている大毅。

大毅に気持ちを伝えてから

自分の中で気が楽になって

こういう話になっても

寂しく感じたり

嫉妬したりする自分がいなくなって

むしろ前より

距離が近くなれた気がする。

「2人は冬の理想のデートとかってあるの？」

神『デートか〜、、、。俺はやっぱりイルミネーションやな』

重『俺は家やな。外は寒いし場所によっては人も多いから外は絶対なし』

「大毅のは夢がない」

重『ええやろ別に、理想なんやから』

神『そういうAは理想のデートないん？』

「私はね〜、、、やっぱり夜景デートとか憧れるかな」

神『ホンマ女性って夜景とか好きやよね』

「そういう神ちゃんだってイルミネーションって言ってたじゃん」

神『俺は夜景もイルミネーションも好きやもん』

去年は

神ちゃんと2人で

有名なケーキ屋さんの

クリスマスケーキをワンホール一緒に食べたっけ。

その前にも

チキンとか食べてお腹いっぱいだったのに

2人とも甘党で

デザートは別腹なんて言いながら

直ぐに食べ終わったのを覚えてる。

今年はどんな

クリスマスになるかな

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