冬の匂いに包まれて【雪】 (ページ24)

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ラウールside(おまけ)

ある日の楽屋にて。

阿部ちゃんから勉強を教わっていると撮影を終えたメンバーが騒がしく戻ってきた。

深「ラウなにしてんの？」

佐「らうっる～～～～！」

渡「佐久間うるさ」

どう見たって勉強してるじゃん！ふっかも佐久間もしょーたも邪魔しないで！って隣で阿部ちゃんが可愛く怒ってる

しょっぴー完全にとばっちりだって思ったけど、本人は気付いてないのかそのままふらっと舘さんのところに歩いて行ってしまった。
うん、そういうところ好きだよしょっぴー。

佐「うぇ！？ふっか見てよこれ！」

深「ん？なになに」

怒られてなおめげずに、僕のノートを覗き込んでちょっかいを出してくる年長2人。
阿部ちゃんがそろそろ本当にうっとおしそうな顔してる

佐「雪だるまのイラストついてる！！これ絶対ラウの絵じゃないな？！」

深「文字もなんか女子っぽくね？」

向「なんやラウ！！青春してんなぁ～」

目「ラウお前やるじゃん」

いつの間にか帰ってきていためめとこーじくん

うるさいのが増えたぁって顔したら、おいラウ！なんやその顔！ってもっとうるさくなった

目「で？好きな子？」

深「ゔぅっ、ついに私のラウちゃんが…」

阿「ふっかそれお丸じゃん笑」

向「告白は？？せーへんの？」

『も～！うるさい！Aちゃんはそういうのじゃないの！！！』

からかわれる恥ずかしさに耐え切れず思わず立ち上がって叫べば、へぇ～Aちゃんって言うんだぁ、ってにやにやが止まらない4人

岩「お前らなにやってんの笑」

ちょうどいいタイミングで楽屋に戻ってきたいわもと君
4人からの視線から逃れるように大きな背中に隠れる

『おじさん達がいじめる！！！！』

岩「あははっ、まじで何やってんだよ笑」

佐「おいラウ！おじさんはふっかだけだぞ！」

深「おぉぉい！お前もそんな変わんねぇだろ！？」

もう、ほんとうるさいの。勉強どころじゃないし。
でも毎日笑いが絶えなくて楽しいから、ついつい許しちゃう。

岩「Aちゃん？がノート貸してくれてんだ？」

『うん。いつも貸してくれるから何かお礼したいんだけど…』

岩「俺この後、チョコレート買いに行くけどラウも行く？」

『チョコレート？』

岩「バレンタインだろ？お礼に逆チョコもありじゃね？」

『っ！！いわもと君天才！！』

Aちゃん喜んでくれるといいなぁ。

fin.