ちいさな宝物。春 (ページ31)

今日:4 hit、昨日:56 hit、合計:311,091 hit

お片付けページ31

大介:side

昼ご飯を食べ終わって、今から買ってきた荷物の開封式！
Aくんと小学生組は、公園で遊びまくったおかげで今は昼寝中。
リビングは絶対うるさくなるから、蓮と真都の部屋で3人で仲良く寝てるの笑。

「よし！じゃあ、開けてこー！」

「とりあえず、分担しね？笑」

「だな。じゃあ___」

辰兄が分担分けしてくれて、俺は翔太と康二と服の整理とおもちゃの仕分け担当になった。
照と亮平で家具の組み立てで、辰兄と涼太で日用品の整理！

「…タグ切んの、途方もねぇ」

「がんばろや、翔ちゃん」

「おい、誰だよ。黄色い妖精のぬいぐるみばっか買ったやつ」

文句を言いつつ、作業を進めていく。
黙々と作業を進めてから、結構な時間が経った。

「おっしゃ〜、日用品はとりあえずまとめたぞ〜。俺、向こう入るから、涼太はそっちお願い」

「おっけー」

そんな会話がキッチンら辺から聞こえて、どっち来るんだって思ってたら、「やっほー」って来たのは辰兄だった。

「結構、進んでるね」

「あ、なぁ辰兄。服ってさ、どこに仕舞うわけ？このクリアケース座敷に置きっぱって、見た目的に俺、嫌なんだけど」

「んー？座敷の押し入れ、なーんも入ってないっしょ？そこ入れよっかなって思って。そこに入れてたら、誰でもAくんの準備とか出来るじゃん？」

「なるほどな」

「おもちゃとか、本はここの壁際に置いとくよね？」

「うん。棚に入んなかったら、それも押し入れに入れとけばいいし」

どこに仕舞うとかが分かってしまえば、そっから早いのなんの。
服はタグを全部切り終わって、翔太がピシッと畳んだものを、康二が種類ごとにしまっていって、押し入れを見れば綺麗に並んだクリアケースに、これまた綺麗に服が並んでいる。

「やっば！めっちゃ見やすい！」

「やろ！種類ごとに分けとるから、選びやすいで！」

服はもうすぐ片付きそうで、あとはおもちゃとか本を棚にしまうだけ。
組み立て担当の方はどうかな〜？

「っしゃ！できた！」

「達成感すごいね笑」

「お見事！」

丁度、組み立てが終わったらしく、組み立てた棚を持ってきて座敷に置いてくれた。
その棚に、仕分け終わったおもちゃを入れたカゴや本を入れていく。

「これで最後。…よし！終わった！」

「おぉ〜凄い！めっちゃ綺麗！」

全員で片付け終わった座敷を眺めて、達成感から皆でハイタッチ！
今日中に終わって良かった笑。