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失った友、必ず探す ページ8
俊哉 「ありがとうございました！」
裕太 「ご注文、お決まりですか？」
土曜日なのでカフェは忙しい。色んなケーキと飲み物をいっぱい売った。
裕太 「はぁ〜、やっと終わった…」
俊哉 「今日もお疲れ様。2人だけの仕事はかなり久しぶりね。」
裕太 「でもしょうがない。みんなはそれぞれの出来事があるから。」
辰哉：大学告知
大介、大吾：新しい装備テスト
翔太、涼太：CM撮影
照、康二：特別講師
亮平：生徒会会議
蓮、ラウール：雑誌撮影
俊哉 「そうね。そういえば、あれは？」
裕太 「もうバッチリ。」
俊哉 「スノーキングダムの社会をもっと発展したいって、慎太郎は凄いことを考えるね。」
それを言って、2人はなぜか沈黙した。
俊哉 「でもその代わりに、ずっと一緒だった友達と…」
裕太 「流石にあれを思い出すよね…」
宏光 「2人もそうか？」
俊哉 「キタミツ！」
裕太 「お疲れ様。」
宏光 「お前たちもお疲れ様。2人もあれを思い出した？」
裕太 「そうね…もうどれくらい経ったっけ？」
宏光 「もう12年…」
俊哉 「早いね。千ちゃん、いい誕生日を過ごしたかな？」
宏光 「みんな、一体どこなんだろう…」
一方、その頃…
高嗣 「どう？」
渉 「今はセーフ。」
フォーレンから離れて殺されないように隠れている4人。
健永 「もうどうしよう？もし見つかれてしまったら…」
太輔 「でも俺たちは覚悟を決めて脱出した。それに、CA‐Unitを見捨てたので、俺たちにはもう武器がない。」
高嗣 「そう。この全てが終わるまでこうやって生活するしかない。」
渉 「それとも…」
ポケットから出したのは…
太輔 「その携帯は…」
高嗣 「ずっと持ってたの？」
健永 「でもあの時…」
渉 「もしなんかの非常事態があったら、誰かに連絡するためにこれを隠していた。」
健永 「でも番号…」
紙片も出して、番号を携帯に入力した。
渉 「出てくれるかどうか…」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年10月7日 11時
