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過去との葛藤 ページ27
スノーライトグリーン 「ハイヤーゲ─ル！」
スノーライトオレンジ 「クロノシルエット！」
『ガァァァァァァァァァァァァァァ！！！』
また朝から怪物消去中。
スノーライトブラック 「公園の方は無事。」
スノーライトホワイト 「これで一件落着。」
スノーライトイエロー 「でもテリオンの残存物はもう消去したはずでしょ？」
スノーライトグリーン 「これは多分フォーレンが出したモノだ。でも…」
フォーレンは超自然を迷わずに絶滅する。世界の全ての超自然を全滅させるまで止まらない。
スノーライトオレンジ 「(兄さんがこれまでをやる訳がない。ホンマに組織から離れたとしたら…)」
(翌日)
ポストに何かが入っている。
康二 「舞台の招待状？」
蓮 「しかも9つ。」
ラウール 「でも誰から…」
康二 「阿部ちゃん！」
亮平 「はいはい、電話かけます…」
みんなを呼び、大介と康二は招待状を分析している間に他は作戦会議している。
照 「しげによると、最初は大阪から始めて少しずつ全国に広がった。」
涼太 「健人たちはそれを調査しているよね？」
辰哉 「そう。先輩たちも他国の様子を確認するって言ってた。」
翔太 「他国？2人で？」
康二 「仲間が増えた。」
全員−康二 「ん？」
康二 「北山先生と先輩たちの親友さんたち、見つけたんや。」
亮平 「そう？」
ラウール 「でも…なんで康二くんがそれを知っているの？」
大介 「はい！分析完了。」
蓮 「どう？予想通りなの？」
大介 「あ。あの2人からだ。」
「あの2人」っていうのは勿論…
大介 「でも罠なのかじゃないのかが分からない。」
ラウール 「でもどうしてここに送った？」
照 「ほら、あの2人先生をやったじゃん？何があったとしたら、先生は生徒の住所を持っている。」
翔太 「それをまだ覚えたってこと？」
亮平 「でもフォーレンから退所した。だったら流石に罠では…」
康二 「いやっ！」
全員−康二 「！！！」
珍しく康二が怒りの状態で大声を出した。
蓮 「康二…」
康二 「…すまん、みんな。これは俺に任して。」
涼太 「ちょっと待って！1人でやるってこと？」
康二 「これは俺の問題や。またみんなを巻き込みたくない。」
兄の行方と元親友からの舞台の招待状。何かの関係があるか？それとも全く無関係？
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作者名：時音 | 作成日時：2023年10月7日 11時
