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音色の真髄（コア・トーンズ） ページ24
久しぶりに現地のカフェで集合だ！
亮平 「本当に久しぶりだね。」
慎太郎 「そうだね。でももっと早く来たかった。聡ちゃんとは…」
聡 「春休みぶりね。」
翔太 「春休み？」
慎太郎 「俺、春休み中に様子を見るためにドイツに行ったら聡ちゃんたちと会ったの。」
聡 「あの時俺たちはマリウスを見に行ってね。」
大介 「そうだったんだ。」
涼太 「スノーキングダムの復興も無事に出来て良かったね。」
慎太郎 「うん。そしてみんなのおかげで学校も建てたり、国民の皆さんは基本の技術に慣れていったり…」
スノーイ 「そしてここで一大事！」
蓮 「なになに？」
慎太郎 「スノーキングダムの滅び後に俺が暮らした世界について気になった人が多かったので…」
康二 「それを見学させてもらいたい。ってことね？」
スノーイ 「その通り！」
慎太郎 「そしてここはスノーキングダムを救った英雄たちの世界と知られているから、みんなも俺と一緒にツアーガイドをやって欲しいんだ。勿論、この謎の怪獣事件が終わったら。」
大介 「それもなんだよなぁ…」
大毅からの報告によると、この怪獣たちが大阪から現れ始め全国に広がった。
亮平 「佐久間がこのスノーカードに封印した怪獣の真髄を調べた結果…」
康二 「…」
蓮 「康二が沈黙にさせるってことは、あれだよな？」
この時点で全員は「あれ」が何なのかもう分かった。
康二 「でもおかしいで！迷いなしで超自然を抹殺する組織なのに、なんで怪獣を作る！？そもそもどうやって作った！？そんなんは普通の人間には作れないはずやのに…」
慎太郎 「確かにおかしいね。」
大介 「しかもアビス影とはほぼ同じになるくらい同様。多分俺たちが知らない間にこれを企んでいたかも。」
《♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜》
大介 「(音？しかもその中の1つは…)」
スノーイ 「大介？」
涼太 「どうかした？」
大介 「俺、ちょっと外に行くわ。みんなはここに居た方がいいと思う。」
蓮 「えっ、なんで？」
慎太郎を見て…
大介 「…1人で解決したいことがあってね。」
カフェの近くにある街灯柱では…
樹 「おい、静かにしろ！」
優吾 「お前が言うな！」
ジェシー 「この双眼鏡もどうにもなってないし…」
北斗 「でも確実に慎太郎なの？それに京本の幼馴染まで？」
大我 「間違いない！だって…」
「5つの音色…」
優吾、大我、樹、北斗、ジェシー 「！！！」
5人は後ろに突然に現れた大介にビックリした。
大我 「だ、大介…」
大介 「…久しぶり、きょも。」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年10月7日 11時
