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パーティーでサプライズ ページ17
雅智 「これで良し。そっちの準備は？」
恵里花 「バッチリOK！」
美麗 「ここもです。」
毎年宮舘家のマンションで行われるパーティーの準備中。
今里 「でも兄ちゃんと翔太くんは遅いね。」
美咲 「まぁ、あの2人なら自分たちの問題もあるんでしょ？」
『ガチャッ』
今里 「あ、来た！お帰り…って、どうしたの？」
変身したままで帰って来た2人。
スノーライトブルー 「終わったと思ったら…」
スノーライトレッド 「フォーレンが来て…」
雅智 「お疲れ様、我が家のヒーローたち。」
(翌日)
いよいよパーティーの始まり。
雅智 「皆さん、来てくれてありがとうございます。今日はいい日になりますように。」
それでパーティーが始め、ゲストは盛り上がっていた。
翔太 「はい、どうぞ。」
涼太 「このケーキ、いかがですか？」
「あれ、涼太くん？」
声に反応し、振り向いたら…
涼太 「か、神ヶ咲 さん…」
翔太 「神ヶ咲！？」
涼太 「去波 のお父様。あの…」
神ヶ咲 「この前は本当に申し訳ない。」
涼太 「いやいや、神ヶ咲さんが悪くないんです。あれは去波の誇りと欲望が強すぎたから…」
翔太 「『(イライラ)』いや、それは控えめな表現だ。」
涼太 「『(小声)』翔太…」
神ヶ咲 「いや、その通りです。去波をよく育ったと思ったのに、まさか本当に犯罪者になったとは…」
涼太 「この先にどうするんですか？」
神ヶ咲 「まぁ、遠い昔から明登 を社長にすると会議してて。」
翔太 「明登？」
涼太 「去波の弟。去波と違って真面目で成熟した。そして俺たちとは同学年だ。」
翔太 「あんな真逆な性格で姉弟…」
雅智 「すまないね、2人とも。昨日夜のせいであんまり寝てないのに。」
涼太 「いいえ、大丈夫です。」
そこで後ろにとある男性が来る。
雅智 「紹介するね。俺の高校からの親友、高橋湊時 だ。」
湊時 「高橋です。よろしくお願いします。」
涼太 「私たちこそ、よろしくお願いします。」
雅智 「そういえば、お前ってまた子供が出来たって聞いたけど。」
湊時 「そう。でも養子なんだ。」
翔太 「養子？」
湊時 「ほら、恭平。挨拶しなさい。」
その後ろにいた青年の顔を見て…
恭平 「…あれ？」
翔太、涼太 「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
恭平 「どこかで…会えましたような…」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年10月7日 11時
