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真那 「今日の夕ご飯は何にするか？」
千明 「ん〜、クリームシチュー！」
諒翔 「あれ？ついに起きたか。」
落ちた流れ星 ページ11
(9月上旬)
買い物中の母と娘。
真那 「じゃあ、材料を買うか？」
千明 「うん！」
材料を買って帰る中に…
千明 「ママ！」
真那 「どうしたの、千明？」
千明 「あそこ、人がいる！」
真那 「人？」
よく見たら、段ボールの下に1人の青年が倒れていた。
真那 「た、大変！大丈夫ですか！？」
段ボール片付けて、青年が大丈夫かどうかを確認した。しかし顔を見た瞬間…
真那 「！！！」
千明 「ママ？」
真那 「う、ウソ…」
(数日後)
青年 「ん…こ、ここは？」
長い間に眠ってようやく起きた感じて、知らない部屋にあるのに気づく。しかも…
青年 「僕、誰？」
自分は誰なのか知らない。
千明 「あっ、起きた！ママ！」
青年 「え？」
真那 「良かった。大丈夫？」
青年 「あの、あなたが僕を…」
真那 「君が倒れたのを見つけた。でもなんであそこにいたの？」
青年 「…分かりません。」
『ガチャッ』
千明 「パパ！」
青年 「ほら、千明。紹介した？」
千明 「私、志波千明 です！」
諒翔 「千明の父、志波諒翔 です。」
真那 「私は志波真那 。君は？」
青年 「あの、名前も知らないんです…」
諒翔 「記憶喪失か。」
千明 「きおく…そうしつ？」
諒翔 「今、お兄ちゃんが一部の記憶を覚えてないってことだよ。」
真那 「気を失った前のことも覚えてない？」
青年 「…はい。」
真那 「じゃあ、名前を付けてあげるか？」
青年 「え、良いんですか？」
真那 「もちろんだよ。大西流星はどう？」
なぜかその名前にビックリした。
流星 「大西流星？」
千明 「りゅうせい、カッコいい！」
諒翔 「記憶が戻るまではその名前でいくしかないね。志波 家にようこそ、流星くん。」
流星 「あ、ありがとうございます。」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年10月7日 11時
