espoir (ページ25)

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松村：滝沢くんは？

『今、病院へ行っていて分かり次第連絡が来ることになっています。』

京本：そうなんだ。じゃあ、連絡来るまで待たせてもらってもいい？

この整った顔立ちの人は京本さん。

『いいですけど何時になるか分かりませんよ？』

森本：全然OK

SixTONESのみんなはソファーに座った。
いつも通り話をしているSixTONES。
でも電話が鳴るとみんな黙る。
そして私のスマホが鳴った。

『もしもし…』
滝沢：Jrグループごとぐらいに面会できるから手配してくれる？

『分かりました。今SixTONESがここに居るのでSixTONESから向かわせます。』

滝沢：わかった。Aも仕事終わったら来るよね？

『…………。』
SixTONESの方を一瞬見る。

滝沢：A？

『社長のお迎えに伺います。』

滝沢：分かった。

通話を終えスマホをデスクに置く。

田中：滝沢くんなんだって？

『面会できるって。これから駐車場行ってくれる？』

森本：よし、行くか！！

SixTONESのみんなはぞろぞろと連なって部屋を出て行った。

各グループのスケジュールを確認してみんなに連絡をする。
そしていつも通り仕事をしてから買い物をして車で病院へ向かった。

事前に滝沢さんから聞いていた部屋へ行きドアをノックしようとした時V6の坂本さんか出てきた。

『あ、お疲れ様です』

坂本：お疲れ。タッキー迎えきたよ。
坂本さんは滝沢さんに声をかけて部屋を出て行った。

滝沢：Aお疲れ。

『お疲れ様です。一応、みなさんいらっしゃるかな？と思って飲み物とちょっとしたお菓子買ってきました。』

滝沢：ありがとう。Aも入って。

滝沢さんは私から飲み物の入った袋を受け取り中へ入ろうとしたが中を覗くとソファーに座っている三宅さんと岡田さん、中島健人さんと北山宏光さんがいた。

『私、廊下で待ってます…』

滝沢：中、居たらいいよ。せっかく来たんだし。

『それは滝沢さんが有無も言われない圧を感じたからで…』

三宅：滝沢の秘蔵っ子でしょ？入んなって！事務所関係者なんだから。

三宅さんは自分の隣をポンポンとしたので恐る恐る座った。

三宅：取って食ったりしないからそんなビクビクしないでよ(笑)

買ってきたものを滝沢さんが冷蔵庫へ入れたりし始めた。

『私がやります！私の仕事なので!』
そう言って立ち上がると…

滝沢：もう勤務時間過ぎたから気にしなくていいよ。それより隣に座ってる手のやける先輩の相手してあげて(笑)

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