espoir (ページ22)

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海外でどうしてもフレアバーテンディングの勉強がしたくて海外へ3年ほど行って夏、帰ってきた。

滝沢：おかえり

『ただいま。』

私が海外へ行っている間に滝沢さんは芸能活動を引退。
そして今ではジャニーズアイランド事務所？の社長をしている。

滝沢：呼び戻すような感じになってごめん。

『全然。私が滝沢さんのお役に立てるなんて嬉しい限りだよ！』

滝沢：時差ボケとか平気？

『ちょっと感じるけれど飛行機の中で熟睡だったから多分平気。』

滝沢：そっか。じゃあ、行こうか。

『はい。』

滝沢さんの後ろを歩いて部屋に案内された。
そこには二人の男性。

滝沢：今日からフレアバーテンディングを教えてくれるAAさん。

『はじめまして。AAです』

田中：SixTONESっていうグループの田中樹です。よろしくお願いします。

高地：SixTONESの高地優吾です。よろしくお願いします。

彼らのために振り付けをしたフレアバーテンディングを二人に教える。
滝沢さんは椅子に座って見ている。
ボトルをめちゃくちゃ落とす二人…

滝沢：落としすぎだろ！！床へこむだろ！！

滝沢さんはニコニコしながらも二人に激を飛ばす。

田中：滝沢くんやってみてくださいよ！！

立ち上がりこちらに向かってくる。
そして田中さんからボトルを受け取った。
いとも簡単にトスをする滝沢さん。

高地：すごっ！！！

田中：滝沢くんやったことあるんですか？

滝沢：ない。

ここから数日間、彼らにフレアバーテンディングを教える日が続いている。

田中：Aちゃんはバーとかやってるんですか？

『やってたことあるよ。』

高地：その言い方は今はやってないってこと？

『今いろいろ迷っててね…』

田中：そっかぁ〜。Aちゃんの入れたお酒飲んでみたかったー。

『あ…そろそろ舞台稽古だから他のみんな来るよね？片付けしよう！！』

片付けを終えてエレベーターホールでエレベーターを待つ。

『予定より遅くなっちゃったなぁ…』

下から上がってきたエレベーター。
ドアが開く。誰も乗っていなくて一安心。
乗り込み1階のボタンを押す。
ドアが閉まった。そしてポーンと到着を知らせる音が鳴りドアは開いた。

『あ、お疲れ様です。』

滝沢：お疲れ。話あるから一緒に来てもらえる？

『はい』

滝沢さんがエレベーターに乗り8階ボタンを押した。
上昇してまたポーンと到着を知らせる音が鳴りドアは開いた。
連れてこられたのは応接室。

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