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光said
いのちゃんにホームページをお任せしたところ、想像以上の物を作ってくれた。
病気のこともあるんだろうけど、イケメンだしピアノ弾けるんだしこのままメンバーになってくれてもいいのになと思う。そこは本当に惜しい。
今でもその気持ちあるけど、言ったらまた空気悪くしちゃいそう。
もし、病気じゃなかったら…入ってくれてたのかなあ。
まだ、あのことは大ちゃんと高木は知らかい。
この人は、あとどれくらい俺たちの傍で、笑ってくれるんだろう。
あとどれくらい同じ時間を過ごせるんだろう。
･･･こんな状況に直面したことは、今までなくて、だからこそ…漠然と、ただ怖かった。
勿論本人に言えないから、いのちゃんのことで不安になった時は、薮のところに決まっていくようになっていた。
それは、今日も変わらず・・・もう夜なのに薮の部屋にお邪魔している俺だけど。
薮とその話をするのにもまた別の問題が生じてしまう。
･･･それは。
薮「･･･ほんっと、伊野尾のこと・・・俺、幸せにしてやるって言ったのになあ、ちゃんとできてんのかなあ」
光「幸せにする、とは大胆な発言したもんだよな」
薮「必死だったのもあるよ！でも、･･･俺が、ちゃんと伊野尾のこと生きたいって思わせてやんねえと」
薮が真剣にいのちゃんのことを話していると、感じてしまうモヤモヤ。
こいつが仲間想いなのは知ってるし、そういうところは好きだ。
けど・・・これはきっと、嫉妬。
俺に言ってくれたことがない「幸せにする」なんて宣言、もうプロポーズみたいな宣言じゃねえか…。 いのちゃんのこと、好き好き言ってるし。
怖いんだ、いつか薮が･･･いのちゃんの方を向いて、俺から離れていくんじゃないかって。
なんて考えてしまう俺が、今日も嫌になっている。
薮「クリスマスとか、あいつ病院なのかな。 なんか、皆でパーティーとか開いてやったら喜ぶかなって･･･」
もうすぐ来るクリスマスのことを薮は考え始めた。
その日は薮と二人が良かった、んだけどな。
・・・なんだか、うらやましい。
なんて。
光「･･･薮、好き」
突然の”好き”に、時間が止まったように流れる沈黙。
言った直後、…俺自身も、固まった。突然何を告白しているんだと。
薮「ふ、はははっ」
とまりかけた時間を、薮の笑いが動かす。
薮「なに・・・もしかして、伊野尾に嫉妬とか？」
悪戯っぽく笑う薮には、俺の心は見透かされているみたいだ。
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匿名 - 設定キーワードの「Hey!Say!JUMP」じゃなく、「Sey」になってますよ?「Say]です。 (2019年2月4日 17時) (
レス) id: aecc4d0263 (このIDを非表示/違反報告)
陽雪（ﾋﾕｷ）(プロフ) - natsuki0808さん» 本当にごめんなさい、そしてありがとうございます！全然、自己満の作品なのですがそんな風に言っていただけて光栄です・・・！これからも応援していただけると嬉しいです。 (2018年5月18日 21時) (レス) id: 5f743aa478 (このIDを非表示/違反報告)
natsuki0808(プロフ) - そんなに忙しい中、こんな素晴らしい作品を作ってくださってありがとうございます！亀さんでも、絶対最後まで更新、楽しみにしてるので大学、頑張ってください！ (2018年4月15日 21時) (レス) id: 0008dd9f4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽雪（ﾋﾕｷ） | 作成日時：2018年3月21日 23時
