No.6 ページ8
向井side
関西から東京に来て
SnowManとしての毎日が始まった。
空振りばかりの毎日だけど
メンバーの支えがあって
ここまで走ってきてる。
ふっかさん。
ひー兄。
しょーたくん。
舘様。
さっくん。
あべちゃん。
めめ。
ラウール。
そして、Aくん。
俺も歴長いから絡みが全くなかった人は
居ないけども
今まで知らなかった一面とか知れて
ふふって思ったりな。笑
特にAくん。
Aくんは小さい頃から
演技のお仕事やっててカリスマ的存在で。
密かに昔からファンだったりする。
でも､ある時
もっと惹かれた出来事があったんよ。
東京の事務所に用があって訪れていた時
ちょっと時間があって
屋上に来てたんや。
その日はめちゃくちゃ空が綺麗で
カメラ好きやったから写真撮りに向かった。
屋上には先客がいて
それがAくんだった。
なかなか出逢えないレアキャラだったから
"わー、Aくんだ"って驚いた。
なにかイヤフォンで音楽を聞いていて
俺の存在に気づかないみたいで
ぼーっと座って空を見上げていた。
その横顔が
その表情が
なんとも言えない顔をしていて。
もしかしたら
泣きそうだったのかもしれない。
見てはいけない場面を見てしまったような
気がして立ち去ろうと思った時、
不意にこっちを向いて目があった。
驚いた表情を一瞬したけども
すぐに微笑んでくれて
会釈してくれた。
「こんにちは」
「こんにちは」
お互いに自己紹介して色んなことを話した。
とても楽しくて胸がドキドキして。
Aくんのマネージャーさんの電話で
バイバイって別れたけど
俺と話してた時はずっと笑顔で楽しそうで
あの表情はなんやったんだろうって思った。
初めて知った裏での顔。
とても心に残った。
Aくんはあのこと覚えてるんかな？
聞いてみたい。あの日のこと。
この時はそう思っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 562人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れお(プロフ) - mizuiro様、ご指摘ありがとうございます。 (2022年10月4日 21時) (
レス) id: bff8188722 (このIDを非表示/違反報告)
mizuiro(プロフ) - No.6のとこ、舘様の名前がないです...! (>_<) (2022年10月4日 19時) (レス) id: c168ba2284 (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - さとさん！ありがたいコメントありがとうございます( ¨̮ )❁今後も頑張ります！ (2021年11月10日 23時) (レス) id: bff8188722 (このIDを非表示/違反報告)
さと - この話をよんで感動しました。続き待ってます。 (2021年11月10日 21時) (レス) @page6 id: 8ca27b57ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Leo | 作成日時：2021年11月6日 19時
