聞いてますか白石さん【鬼滅の刃】

白石さんが60人 ページ11

炭治郎side





『炭治郎、炭治郎』


｢どうした？｣





Aが帰ってくると浅草に行った時のような
人混みの匂いがした。

Aは凄いなあ。
帰ってきたら楽しそうな匂いをしてる。
俺は驚いて体調悪くなっちゃなっちゃったから
そういう順応性尊敬する。







｢これ買ってきたのか？｣


『うん』


｢高くなかったか…？｣


『ううん、喜ぶと思った』


｢いや！喜んでるけど…｣







女の子にこんなに高そうな飴玉を
貰ってしまった。

こう見てる見ると飴って色んな色があって
何だか、可愛らしい。








｢ありがとう、A｣


『…うん！』


｢でも、あまりお金を人の為に使うのは
感心しないぞ？｣


『ごめんなさい』


｢あぁ、落ち込まないで、気持ちは凄く嬉しいんだ｣








感情の上がり下がりが実は分かりにくいけど
Aは割とある方なんだと思う。

感情豊かだし、興味津々の幼い子供みたい。









｢ひとつ食べるか？｣


『檸檬の』


｢檸檬、ああ！黄色いのか！｣









瓶から取り出して口に入れてやると
幸せそうに足を揺すって飴玉を転がす。

今度街に出たら頑張ってお礼の品なる物を買おう！
色々貰ってばかりだし、確りお返しをしたい。
俺は長男だから、貰った分以上に
きっちり返したい！







『美味しい』


｢久々に食べたけど、前食べたのより美味しい…｣


『良かった…』


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リューアル立ち絵！！！！
またもや描いてくれました！
はいすき！もうすき！

絵師さん一生推していきます！(ガチ勢)

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