幸せは罪と共に.*【ハピシュガ】 (ページ6)

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5Life ページ6

誠side

お姉ちゃんが頑張ってくれる代わりに
僕は家事をする。

だから言われた通りにしおちゃんのお世話も
する。

しお｢誠くん！何して遊ぶ？｣

誠｢うーん…ご飯までまだ時間あるしね！｣

鍵が付いてる部屋には入っちゃいけない。
それが決まり事。

だから迂闊にしおちゃんをあの部屋に近づけちゃ
行けない。

お外にもでちゃいけないから…

誠｢そうだ！おままごとは？｣

しお｢わあっ！やるやる～っ！
じゃあ、私がお母さん～！｣

誠｢じゃあ僕がお父さん！｣

_____松坂side

誠くんの話は聞いてたけど
Aちゃんと似て容姿端麗。
絵に描いたような美少年だろう。

ハネムーンと言っても言い方を変えてしまえば
逃亡なのかな、なんて考えが過ぎる。

貴「さとうちゃんのおばさん、よく許可したね」

松坂｢…うん、あの人にはね、私に償う
義務があるか、。｣

貴「…義務ね、」

本当はAちゃんにも着いてきて欲しいけれど
すーちゃんから貰えるパスポートは姉と妹の分。

Aちゃんも私と同じ働いてるとはいえ
旅行に行く余裕があるかどうか。
それに、誠くんがいるから多分動けない。

松坂｢…おばさんは、口滑らせないと思うけど。
共犯者のAちゃんが万が一バレた時
どうするの？｣

貴「…うーん、そうだなあ。
私は誠に罪がなければそれでいいよ。
本当は怖いけど、さとうちゃんへの
これが償い。でしょ？」

Aちゃんが言う償い、は違う。

頭を働かせてできる限りAちゃんを
助ける術を探る。

私の大切な理解者だから
無くしてたまるか…っ

そんな考えを巡らせれば
1人だけ条件にあった男の子が頭をよぎる。

松坂｢Aちゃんは、償わなくていいんだよ。
誠くんが悲しむ、私もしおちゃんと一心同体だから分かるよ。

あのね…私の遊んでた男の子に姉と弟がいるの。｣

貴「でも、」

松坂｢Aちゃんは私の理解者なの！！
おばさんを見ても一緒にいてくれた…。
私にもAちゃんを救う義務があるよ。｣

しおちゃんもAちゃんに懐いてる。
誠くんだっていい子そうだし。

この件につき合わせてしまった
私の協力者(コンパス)を投げるなんて

貴「わかった、さとうちゃんにそれは任せるね。
北埋川先生とパーカー君はどうするの？」

神出鬼没の北埋川先生。
創作範囲を広げたパーカー男。
1番厄介なのは多分三ツ星くん

どうしようかな