SnowManの病系短編.8

×mm 貧血 ページ4

阿部side



阿「ほら、まだしんどいでしょ？時間あるからゆっくり休んでな？」

目「…、っ、」

阿「ふふっ、わかった。ここいるからね。」


2人きりでの雑誌撮影、
最近休みがなかっためめのことだし疲れ溜まってるかな、なんて思いながら撮影現場に行くと、思ったより弱っちゃってた。

ご飯もあんまり食べれてないみたいだから、貧血かな。


撮影は最後までやるって言って聞かなかったからやったんだけど
終わってから動けない感じ。



幸い、優しいスタッフさんたちだからそのまま楽屋使ってていいですよーって言われて
ありがたく使わせて貰ってる。

次は9人での取材。でもまだマネージャーが来るまで時間があるから、それまで少しでも休めるといいんだけど…



阿「取り敢えずこれつけとこ？」


足をクッションで上げて、片方の手はずっと目の上、もう片方は俺の手をしっかり握ってる。

完全に病人モードになっちゃってるめめにアイマスクを勧めると、ほんの少しだけ体が動いた。


阿「そうそう、動かなくていいからね。頭触るよ」

目「っ、、ｯｯ、」

阿「まだグルグルする？」

目「…、ごわんごわんっ、」

阿「ごわんごわん、か。そっかそっか。
わかった、ありがとね。」

目「…っ、ずき、ずきも、」


貧血に頭痛って1番辛い状況だよ…

俺もよくなるからわかる。



毛布で包んでお腹をトントンしていると、まだ辛そうだけど眠れはしたみたい。

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