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62. ページ12

佐久間 side


康二があまりに涼太を求めるから、


佐「ちょっと様子見てこようか?」


と、別室で眠る涼太の顔を覗きに行くと、その横でぐっすり眠るラウールに思わず頬が緩む。



ラ「俺が舘さん寝かせる!」


なんて張り切ってたけど、結局一緒に寝ちゃったみたい。笑



そんな暖かい気持ちは一瞬にして焦りに変わり、



佐「ちょっ、ひかる!?照!!!」


照「何?大きな声出さないで」


何気なく触れた涼太の体から尋常じゃない熱さを感じ取ったのは、


照「は?こんな急に熱上がる?」


佐「あの時確かに微熱だったよね!?」


照も同じで、ドタバタしてる俺たちの元へみんなが集まって来た。



目「大丈夫っすか?」


深「舘さんも一緒に病院連れて行こう」



それからはあっという間。



照の背中に涼太を、目黒の背中に康二を乗せ、着いた夜間診療所では


佐「あの熱嘘だったんだよ」


翔「どういうこと?」


佐「わざと微熱で音鳴らして、我慢してたんだよ絶対」


ラ「途中で測るのやめたってこと?」


やけに素直だったあの時の様子に今なら説明がつくと、待合室で話していた。



そこへ、診察を終えた二人が姿を見せたけど


康「‥んっ、んん」


阿「え、泣いてんの?」


解熱剤の注射が痛かったと泣く康二は


目「頑張ったもんな?偉かったよ」


目黒の背中に顔を押しつけてすっかり甘えんぼ。


深「康二泣かなくていいよ」


翔「注射は誰でも痛いもんだから」


と、髪を撫でられるとなんか嬉しそうにしてる。笑



阿「舘さん?大丈夫ー?」


その間も照の背中に乗ったまま、一点を見つめて動かない涼太はちょっと心配だけど。


舘「あ、べ‥」


阿「うん。阿部です。笑」


なんて返事に小さく笑うから、みんなもつられて笑顔になる。



そして

ラ「舘さん眠いのかな?」


佐「そうかもね。起こしちゃったし」


そんな言葉を交わしながら、帰路についた。

.

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ぐでLove(プロフ) - 生まれた意味を、、もう、5回ぐらいは読み返してます!!何回読んでも、感動します!! (2020年2月3日 23時) (レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
なこ - リクエストで舘様の過呼吸みたいです!ゆり組多めだと嬉しいです! (2019年12月6日 0時) (レス) id: b5c31e84b0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 3まで日にち空くの寂しいです(´・ω・`) (2019年12月4日 21時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる(プロフ) - るるみさん» リクエストありがとうございます!順番にお話作って行きますので、お待ち頂けると嬉しいです(^ ^)よろしくお願いします☆ (2019年12月3日 8時) (レス) id: 2650afa384 (このIDを非表示/違反報告)
るるみ - 康二くんが疲労から倒れて、過呼吸になるのをお願いします。看病は岩本くん、舘様でお願いします。 (2019年12月1日 20時) (レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱいなっぷる | 作成日時:2019年11月9日 11時

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