とある兄弟の物語

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次に向かった部屋の主は比較的寝起きがいい


とゆうか、危機感を感じて飛び起きてるって感じ、わら


ｺﾝｺﾝ


少し静か目の部屋へ入ると案の定、爆睡中


辰「朝だよぉ、起きて」


この一声では起きない


今日も必殺技を使うか


辰「起きないんだったら、どの人を俺の嫁にもらおうか 、「俺の嫁だ！」」


辰「はい、大介おはよう」


毎朝嫁もらう作戦してるのに、毎朝飛び起きるってほんとに嫁のこと大事なんだな


一人の男としてはいいと思うよ


五男の大介はかなりのアニメオタク


部屋には、ポスターやらフィギュアやらでいっぱい


布団にも嫁のクッションで溢れてる


本当に好きなものを好きと言えるのっていいことだよね


大「おはようでやんす！もぉ、俺の嫁もらうとかやめてよ、飛び起きちゃうじゃん！」


辰「じゃあ、ちゃんと自分で起きてください。今日は天気いいから、ちゃんと日焼け止め塗って、帽子かぶって、暑いだろうけど長袖着て、腕まくんなよ？」


他の部屋とは違う、分厚いカーテン


大介は、日光アレルギーで直で紫外線を浴びると、肌が真っ赤になったり、蕁麻疹が出来たり、水膨れが出来たり、ひどい時は熱も出ちゃって大変

まぁ、元々インドア派だし、本人も、アニメ観たいから外でたくなーいって言ってるから、そんなに苦には思ってないっぽいから良かったよ


了解やんす！と言って日焼け止め塗り始めたことを確認して部屋を出る



あと四人


ここからが本当に大変


先が思いやられる

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