・ ページ7
ってことになり、翌日。
いつものように、教室を出ていこうとする松村さんの後を追う。
宮舘｢あ、上がってく｣
俺ら、1年の教室は2階。
この学校は3階建てになっていて、
その上が屋上だ。
阿部｢3階に着いたけど、まだ昇ってくね｣
こりゃ、屋上だな。
岩本｢これ向かってるの、屋上だな。｣
向井｢どうする？このままついてく？｣
ラウール｢このまま行ってもいいんじゃない？僕たちお弁当持ってるし。｣
〇〇side
いつものように、屋上に向かって歩いていたら、
｢たまには違う場所で食べるのもありでしょ！｣
｢ちょ、おまっ、声でけぇって、！｣
｢あ、ごめん笑｣
と、元気な声が聞こえてきて、振り返ってみると……
9人がいた。その中に昨日の誘ってきた人もいるし。
目黒｢驚かせてごめん。｣
佐久間｢やっぱり、お昼一緒に食べたいなぁって思って！笑｣
昨日、断ったじゃん。
ていうか、1人になりたいんだけど。
まだお昼食べてないけど、降りよう。
そう思って来た道を引き返そうとしたら、腕を掴まれた。
佐久間｢お願い。一緒に食べよ？｣
一人になりたいのに。
一人がいいのに。
なんで、
A｢……で、……に…………るの、｣
佐久間｢え？｣
A｢なんで、私に関わろうとするの、｣
佐久間｢そ、それは、やっぱり友達になりたいし……｣
はぁ、”友達”ね……
A｢……私は仲良くしちゃいけない人だから……ごめん、｣
深澤side
そう言った松村さんは、来た道を戻って行ってしまった。
俺たちは、そのまま屋上で昼ごはんを食べることに。
昼ごはんを食べ始めて、阿部ちゃんが口を開いた。
阿部｢ねぇ。仲良くしちゃいけない人って、どういう意味だと思う？｣
向井｢なんかあったんかな、｣
渡辺｢そうじゃなきゃ、自分のこと仲良くしちゃいけない人なんて言わねぇだろ。｣
目黒｢確かに、｣
ラウール｢めちゃくちゃ話変わるんだけど、僕、松村さんが笑ったら可愛いと思うんだよねぇ。｣
岩本｢それは俺も思った。｣
岩本｢だからさ、松村さんが笑えるように、俺らが松村さんの友達になろうよ。｣
向井｢それええな！｣
宮舘｢どうやって友達になる？｣
深澤｢あ、いいこと思いついた！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モッツァレラチーズ | 作成日時：2021年4月26日 11時
