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油断するな！私の馬鹿！
一人の空間、家以外では凪になりきらなきゃいけないんだから。
ばかばかばかっ！と、片手に荷物、もう片手で頭を殴りながら足早にシャワールームへ向かう。
バンッと勢いよくドアを開けて服を脱ぎ始めた。
さっさとシャワー浴びて帰ろ。
上半身の服を脱ぎきって、ズボンのゴムに手を掛けた。
「あ、ヤバッ！急がねぇと観たかったテレビ間に合わないんだけど！」
「録画はしてねぇの？」
「忘れてたんだよ〜。あ、ナギくんじゃないっすか！」
……………最悪だ。
背後から聞こえた声に身動き取れなくなってしまった。
シャワー、空いたんじゃなかったの？
どくん、どくん、と心臓が飛び出しそう。
「あれさっきSnowManさん達みんな帰ったんじゃ」
「あ、ああえっと、ちょっと用事してたから」
「ああそうなんすか！ 俺らもさっきレッスン終わったんです」
「へ、へぇ。おつかれさまっ」
話しながら近付く距離に焦って汗が出て、そして小さく震える。
とにかく隠さなきゃ、と震える指でタオルを取ろうとしたら取り損ねて床に落ちてしまった。
最悪だぁぁぁぁっっ！！！！
「ん、タオル落ちましたけど、」
すぐ側のロッカーを開けた後輩くんがタオルに気付いて取ってくれようとして背を屈めようとするのが気配でわかった。
「はい、どうぞ！」
「あ、えっと、」
取るには振り返らなきゃならなくて、胸を隠しながらなんて不自然すぎて、てか見られたら完全にバレて終わりで………どうしたらいいのっ！！？
「ナギくん？」
「あー、ナギここに居たのか。ん、どうかした？」
「お、お疲れ様です！ これナギくんがタオル落としたから渡そうと」
「あ、そう。ありがと。……ほらナギ、タオル」
「……っ、ありがとう」
この声は岩本くんで、岩本くんは後輩くんからタオルを受け取って私の前へタオルを渡してきた。
そのまま肩に触れられたからビクッと固まってしまった私を連れて、一番奥のシャワー室へ。
「あれ、岩本くんも？」
「ああ、ちょっとこいつ気分悪いみたいだから見ててやろうと思って」
気分は確かによくないけど。
まさかシャワー室に一緒に入ってくるってこれ、どんな状況なの？なんでなの？
「…………それじゃあ、俺の質問にちゃんと答えてね」
シャー、と引かれたカーテン。
これから私は何を聞かれるかなんて分かりきってて、足の爪先までひんやりと冷えていった。
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ゆきんこ(プロフ) - ぽむっちょさん» コメントありがとうございます！楽しみにしてもらえて嬉しいです😊出てくるメンバーに偏りがありますが皆見せ場を作ろうと思ってますのでお待ちください😊 (2022年1月8日 13時) (
レス) id: 43c46dd08b (このIDを非表示/違反報告)
ぽむっちょ(プロフ) - 面白くて毎回の更新楽しみにしてます！阿部ちゃんと舘様との絡みとかももっとみたいです！これからも頑張ってください！コメント失礼しました！ (2022年1月7日 20時) (レス) @page48 id: 50b2504bff (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - とんたんさん» こちらこそコメントありがとうございます！励みになります！うちの💜さん優しいけどちょっと危ないお兄さん設定なので、こういう展開多いです（笑）楽しみにしてもらえて嬉しいです！頑張ります！！ (2022年1月7日 8時) (レス) id: 43c46dd08b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - たんぽぽさん» ありがとうございます！💜くん人気が高いので直ぐに出しちゃいました😂気になってもらえて嬉しいです！ドキドキ展開お待ちください♡ (2022年1月7日 8時) (レス) id: 43c46dd08b (このIDを非表示/違反報告)
とんたん(プロフ) - 更新いつも楽しみにしています♡ふっかとの絡みが特に好きで、ふっか多めの更新とても嬉しいです☺️次回の更新も今からとっても楽しみです！ (2022年1月6日 23時) (レス) @page47 id: d164450562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年12月9日 16時
