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女「目黒くんすごい〜♡」
『…何ごと？』
出社早々、ロビーで女性に囲まれる目黒くん。
経理部、システム部、企画部…あ、神楽さんもいる。
よく分からないけど関わらない方が良さそう。
そう思って足早に横を通り過ぎたのに＿＿
目「おはよう。Aちゃん」
囲まれていたはずの彼が隣にいるではないか。
先ほど彼がいた場所に目を向けると、めちゃくちゃ睨まれてる…特に神楽さんから。
『…戻らなくて大丈夫？』
目「うん。どこの誰かも知らないし」
わたし的には戻ってほしい気もするけど、本人にその気がないなら無理強いはできない。
一刻も早くこの場を離れよう。
目「ねえ、Aちゃんは褒めてくれないの？」
彼はそう言って私の顔を嬉しそうに覗き込む。
褒めようにも状況が理解できてないんだよなあ…
目「俺、営業トップになったんだけど」
『へえー、…………ええ！？』
聞き間違いじゃないよね？
あの阿部さんを抜いてトップになった？
『すごい、すごいよ目黒くん！おめでとう！』
目「ありがと。今回は絶対トップになりたくて」
『そうなんだ！何かあるの？』
目「え……？」
私たちの間に流れる沈黙。
目「約束、忘れちゃった？」
ムスッと拗ねたような顔をする彼を見て、記憶を辿る。
営業トップ…約束………、思い出した。
"トップの人に旅行の自由時間を捧げる"
『あれ、本気？』
目「もちろん」
阿部さんがトップになると思い油断していた。
気まずさが無いと言えば嘘になる。
でも、ものすごく努力した事が伝わってくるから。
「どこ行こうか」とニコニコしている彼に「やっぱナシ」なんて言えるわけがない。
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深「ほんっとごめん！」
私が席に着くなり平謝りする深澤さん。
理由はおそらく自由時間の事だろう。
深「まさか阿部を抜くとは」
『凄すぎますよね』
深「…大丈夫？」
『約束は約束です』
せっかく行くなら楽しまなきゃ損。
同期で一緒に回るなんてごくごく普通の事。
変に意識しないように！
『ちなみに向井くんは…』
私も自分のパソコンで順位を確認する。
3位とかにいたりして＿＿＿！？
『2位…』
深「そ。伸び率は向井がナンバーワン」
いつも10位以内入れば満足だと言っていた。
そんな彼が先輩たちより上にいる。
その事実が堪らなく嬉しかった。
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あんこ(プロフ) - 愛結さん» コメントありがとうございます(o^^o)叫びそうにまでなっていただけたとは！最高の褒め言葉です。私が書くとどうしても阿部様になってしまいがちです…そんな彼が素敵なので。引き続きよろしくお願いします★ (4月25日 20時) (
レス) id: e8d67e08c2 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - 阿部様書いてくださってありがとうございます。仕事休憩中に叫びそうになりました． (4月25日 13時) (レス) @page32 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - みぃ〜さん» 初めまして。コメントありがとうございます★同士の方いらっしゃって嬉しすぎます(*^_^*)もう少し出せたらと思ってますので楽しみにしていてください♪引き続きよろしくお願いします！ (3月21日 8時) (レス) @page37 id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ〜(プロフ) - 初めまして。橙さんの相棒はあの人しかいないですね！私、同士です！この作品に出てきたことがなんか嬉しかったです☆色々とお忙しいと思いますが、マイペースに更新頑張ってください！楽しみにしてます♡ (3月21日 0時) (レス) @page37 id: db78e452a1 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます★私の趣味全開の小説にそう言っていただけると励みになります(o^^o)しかも私の心配までありがとうございます…！無理せず頑張ります！今後ともよろしくお願いします♡ (3月16日 8時) (レス) id: 69aa8b4767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2024年2月11日 21時
