シェアハウスの無自覚お姫様！【歌い手】Part.3

シェアハウス108日目 ★ ページ9

《しゅがーさんがツイキャスを開始しました》

俺のスマホに通知が入り、慌ててツイキャスを覗く

題名は『話があります。』だ

何の話だろう、としゅがーの声に耳を澄ませて、高鳴る鼓動をおさめる


｢今回はちょっと真面目な話になるけど私の絵を好きだって言ってくれる人や、見てくれている人には聞いて欲しいです

嘘だって否定したり、馬鹿にしたりはして欲しくないことです。だから、私も真剣に話をします


私は、昔クラスメイトに虐められていました。理由は今でも分かりません。でも、虐められていることは確実でした｣

彼女は淡々と、ただ告げなければならないという使命感の元過去のことを話しているように思えた。本当に、そこに感情はないように俺には思えた

見方を変えれば、思い出したくない過去をなるべく思い出さないように、淡々と語っているようにも聞こえる

｢死ねとか、そんな事を簡単に言われました。本当に死のうかと思いました。でも、死ねなかった。私は死ねる程強くなかった

いざ死のうと思ったら、怖くて足がすくんでしまいました。そうこうしているうちに、いじめの事は親に伝わって、親には｢恥さらしだ｣って殴られた

虐められた私が悪い？どうして殴られるのかわかんなかった。家にも、外にも、どこにも居場所がなかった。それで家出したんだ

そしたら今のシェアハウスメンバーに出会って、人生が変わりました。白黒だった世界が鮮やかに彩られた気がしました

それくらい、みんなに救われたんです。私みたいに苦しくて辛くて死にたいって思ってる子は沢山いると思う

でも、いじめなんかに負けないで欲しい。寧ろ虐めてきたやつを見返す勢いで生きてほしいなって思う

辛い時は、私にも相談してほしい。お互いに辛い時は支えあおう。こんなことしか出来ないけど、これからもしゅがーをよろしくお願いします｣


コメントには拍手の嵐


俺も、拍手を送った


しゅがー、







あんたは偉いよ







流石、俺の憧れだ


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

頑張ったぜ(((

フユカちゃん待ってて(((


そうなんだーン☆我は宇宙ゴミが好きーン

特に金属は好きーン

バトンタッチーン

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