スノーハウス (ページ2)

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私はジャニーズ唯一の女子である。

夢はデビューすること。

これまでたくさんの後輩がデビューしていった。

事務所内を歩いていると前からSnowManが来た。

ラウール「Aちゃん！おはよ！」

A「ラウ、おはよ！」

○太「なんか元気なくね？」

A「そんな事ないよ。」

今日は滝沢歌舞伎の練習日。

歌舞伎になる前の演舞場の時から出させて頂いている。

午前中は歌舞伎の練習をして、午後からザ少年倶楽部(通称：少クラ)の収録がある。

そして今は歌舞伎の休憩中。

照「A、何かあっただろ？」

辰哉「俺たちに話してみ？」

A「少クラの後でもいい？」

照「分かった。」

私は気付かれてないと思ってたけど長年付き合いのある照、辰哉、○太には
気付かれていたようで話すことにした。

歌舞伎の練習が終わり、私はIMPACTorsを連れて電車でNHKに移動する。

SnowManは車での移動だから。

月に１度の収録で２週分の放送分を撮る。

デビュしているSixTONES、SnowMan、なにわ男子はそれぞれに楽屋があるけど
ジュニアは１つの大きな楽屋を使う。

楽屋に入ると少年忍者の久保蓮が話しかけてきた。

(久)蓮「Aちゃん、ここ分かる？」

まだ学生の多い少年忍者のメンバーには時折、勉強を教えている。

A「ん？ここはね・・・(教え中)したら解けるよ。」

(久)蓮「この公式か。ありがとう！」

涼「Aちゃん、頭いいよね。」

瑞稀「○くんと同じ慶應大学行ってたんでしょ？」

A「卒後はギリギリだったけどね。」

新「風磨くんの先輩になるんですよね？」

A「そうよ。ジュニアの経歴も学校も先輩になるかな。」

大昇「凄いなぁ。」

A「ほら、そろそろ衣装に着替えて？」

ジュニア「はい。」

私はジュニアに声をかけると自分も着替えるために楽屋を出た。

今日のテーマは『ソロ』

ウェディングドレスのようなドレスを着て○○○○くんのソロ曲『ディアハイヒール』を披露する。

メイクさんや衣装さんに手伝ってもらいながらドレスを着るとティアラを頭に乗せる。

ちょうどそこへSnowManの蓮とラウが来た。

ラウール「Aちゃん、めちゃくちゃキレイ！」

蓮「ヤバい。」

A「そう？ありがとう。」

ラウール「お姫様、お手をどうぞ？」

A「お姫様って(笑)でもありがとう。」

私はラウールの手を借りて歩き蓮はドレスの裾を持ってくれた。