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周央.
阿部｢グループ組む前は、ほとんどふみと一緒にいたね。ふみと過ごした時間は俺の宝物です｣
周央｢(微笑む)｣
阿部｢つらい時、いつもふみに助けてもらってばっかりで、俺がしてあげられることは少ないけど...｣
周央｢(首を横に振る)｣
阿部｢これからもずっと、ふみの隣にいて支えてあげたいって気持ちは変わりません。
"永遠"と"栄光"の意味を込めて、薔薇を送ります。
大好きだよ。その......お願いします(2本の緑色の薔薇を差し出す)｣
周央｢お願いします...？｣
｢｢(笑)｣｣
佐久間｢ガチのプロポーズみたいになるだろ！(笑)｣
阿部｢え、違った？(笑)｣
周央｢嬉しい、ありがとう｣
ちょっと緊張しながらこっちに来る翔太くん。
渡辺｢えっと...ふみ｣
周央｢はい｣
渡辺｢素直で嘘をつけなくて、正直な気持ちをぶつけてくれるふみには今まで何回も助けてもらったし、ほんとにふみと出会えて良かったって思ってる｣
周央｢...っ｣
渡辺｢俺からは"真実"と"感謝"の薔薇を送ります。
(2本の青色の薔薇を差し出して)普段あんまり言わないけど、いつもありがとう。その...大好きです｣
周央｢(涙目で)ありがとう｣
さっくんがスキップしながら私の前に来た。
佐久間｢ふみ、卒業おめでとう(2本のピンク色の薔薇を持っている)｣
周央｢ありがとう｣
佐久間｢つらいことがあっても、いつも前向きに突き進むふみに何回も励まされたよ。
昔から可愛かったけど、垢抜けてどんどん美人になっていくふみに、正直ドキドキしています｣
周央｢ふふっ(笑)｣
佐久間｢そんなふみと、これからもいろんな景色を見ていきたいな。
俺から"希望"と"愛情"の意味を込めて、薔薇を送ります。
ふみ大好きだよ。絶対に一緒にデビューしようね(薔薇を差し出す)｣
周央｢...うん、っ(泣)｣
とうとう泣き出してしまった私を、さっくんは抱きしめてくれる。
ここまで来たら、みんなが何をしているのかが分かってしまって涙が止まらない。
宮舘｢史那(2本の赤色の薔薇を持っている)｣
周央｢(涙を拭いながら頷く)｣
宮舘｢誰よりも熱い想いで挑戦する姿がとても素敵だね。
俺が弱音を吐けない性格なのを知ってて、直接は聞いてこないけど、さり気なく励ましてくれたことが何回もあったね。
そういう史那の優しいところ、大好きだよ。
これからつらいこともたくさんあると思うけど、そのつらさを俺が少しでも減らしてあげたい｣
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作者名：燦
| 作成日時：2021年9月6日 5時
