・ ページ18
.
沙良｢っ...｣
哲也｢よっ！部活なくて暇だから来ちゃった｣
依子｢(持っているコンビニの袋を顔の横に上げて)お菓子いっぱい買ってきたから食べよ！｣
ｰｰ机にお菓子を広げ、一緒に食べている3人
沙良｢(無言でグミを食べている)｣
依子｢(ポテチを沙良の口の前に持っていく)｣
沙良｢...(ポテチを食べる)｣
哲也｢沙良が好きなチョコも買ってきたから。これ探すの大変だったんだからな？(笑)｣
沙良｢ありがと...｣
依子｢(微笑んで)良かった、思ったより元気そうじゃん｣
沙良｢......ごめんね、気を使わせちゃって｣
依子｢あたしが沙良に会いたくて押しかけたんだから、謝らなくていいんだよ？｣
沙良｢...(こらえていたが耐えきれず泣いてしまう)｣
依子｢(微笑んで沙良を抱きしめる)｣
哲也｢(沙良の背中をさする)｣
〜〜〜
沙良｢......昔も、同じこと言ってくれたよね(微笑む)｣
依子｢(驚いて沙良を見つめる)｣
沙良｢(目を伏せた後、壁に貼られた写真のうちの1枚を見つめる)｣
〜〜〜
(回想)
ｰｰ3人でお菓子を食べている様子が映る
沙良｢...写真、写真撮ろう？｣
哲也｢え、めっちゃ急じゃん(笑)｣
依子｢いいよ、撮ろ撮ろ！｣
〜〜〜
沙良｢周りのみんなが腫れ物扱いしてくる中で、依子と哲也だけがいつも通りに接してくれた。
......それが本当に嬉しかった｣
依子｢(当時3人で撮った写真を見つめて)...あたしもさ、沙良には何回も助けられてるからね｣
沙良｢え、私が？｣
依子｢(頷いて)沙良が気づいてないだけだよ｣
沙良｢そう、なんだ...｣
ーーーーー
@××××
昨日のことを聞かれても答えられない時の表情がリアルというか、周央ちゃんに表現できない感情ってないんだなと思いました。
@××××
周りの接し方が変わってつらかった時、事故にあう前と同じように接してくれた依ちゃんと哲也くんに救われたんだねㅠㅠ
@××××
幼馴染3人組、本当に素敵な関係性で泣きそうになっちゃった。
@××××
依子ちゃんの沙良ちゃんに向けた言葉、高校時代だから覚えていないはずなのに｢昔も言ってくれた｣って微笑むの涙腺崩壊するからやめてくれ。This is LOVEが流れるタイミングも相まってハンカチびしょびしょだわ、、、
@××××
居酒屋を後にする哲也
剛｢じゃあな哲也｣
微笑んで手を振り返したけど、背を向けた瞬間悔しそうな顔する哲也の気持ちが報われてほしいとも思ってしまう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 486人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：燦
| 作成日時：2022年12月27日 13時
