・ ページ3
.
剛｢(沙良を真っ直ぐ見つめて)......源、あのさ｣
沙良｢ん、どうしたの？(シャーペンを置いて剛を見る)｣
剛｢...俺、クラス替えした日に源に一目惚れしたんだよね｣
沙良｢えっ...(固まる)｣
依子｢ひっ...！ちょっと！？(2人にバレないように哲也の腕を引っ張ってしゃがむ)｣
哲也｢痛っ！｣
剛｢良かったら、俺と付き合ってほしい｣
沙良｢......(照れて俯く)｣
剛｢源...？｣
沙良｢あ、ごめん...。告白とかあんまりされたことないから、どうしたらいいか分からなくて...｣
剛｢源は、俺のことどう思ってくれてるの？｣
沙良｢私も......飯島くんのこと良いなって、思ってた｣
依子｢(無言で悶絶している)｣
哲也｢...(少し複雑な表情)｣
剛｢お願いします！(椅子から立ち上がり、沙良に向かって手を差し出してお辞儀)｣
ｰｰ椅子からゆっくり立ち上がり、そっと剛の手を握る沙良
剛｢えっ......｣
沙良｢私で良かったら......よろしくお願いします(微笑む)｣
剛｢っ、よっしゃあ！(沙良の手を握って、嬉しそうに微笑む)｣
沙良｢(照れくさそうにはにかむ)｣
依子｢(教室に駆け込んできて)やった〜！おめでとう2人とも！！｣
剛｢...え、聞いてたの？｣
依子｢たまたま哲也と通りかかって......あれ？哲也どこ行った？｣
〜〜〜
沙良｢私達が付き合うまで、そんなに時間はかからなかったと思います。お昼休みに一緒にお弁当を食べたり、どっちかの家でテスト勉強したり...｣
航太｢......｣
沙良｢(目を伏せて)...初めて恋人ができて、私も浮かれてたんだと思います｣
〜〜〜
ｰｰ放課後、沙良の家に剛が来ている(沙良の両親は仕事で不在)
沙良｢(ノートを閉じて)終わった...｣
剛｢(麦茶を飲んでいる)｣
沙良｢あ、お茶入れてくるね(立ち上がろうとする)｣
剛｢ううん、ここにいて？｣
沙良｢？...うん(剛の隣に座り直す)｣
ｰｰ剛が沙良にキスをする
沙良｢っ...｣
ｰｰどんどんキスが深くなっていき、剛が沙良を後ろにあるベッドに押し倒そうとする
沙良｢っ、ま、待って...｣
剛｢どうしたの？｣
沙良｢私......その、そういうの怖くて｣
剛｢大丈夫だよ、優しくするから(沙良の制服を脱がせていく)｣
沙良｢ちょっと、やだ...っ！｣
ーーー
ｰｰ剛がベッドに腰掛けて制服をシャツのボタンを留めている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 418人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：燦
| 作成日時：2022年12月5日 13時
