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宮舘.
照れている史那のほっぺを両手で包み込み、俺も唇にキスを落とした。
周央｢っ...！？(照)｣
耳まで真っ赤にして肩をぺしぺし叩いてくる史那の腕を掴んで手の甲にも口づける。
周央｢っ、あほ...｣
宮舘｢んふふ(笑)｣
肩に頭を乗せてくる史那の頭をなでていたら、手を取られて両手で包み込んできた。
周央｢梅雨ってさ、ジメジメしてるし頭痛いし、正直嫌いやけど...｣
宮舘｢うん｣
周央｢この時間は嫌いじゃない、かも｣
宮舘｢...俺も好きだよ｣
周央｢んはは、やっぱり梅雨って良いこともあるわ｣
宮舘｢うん(微笑む)｣
史那と一緒にいるおかげで、俺も梅雨が好きになれそうな気がするよ。
宮舘｢そう言えば、冷蔵庫に全然物入ってなかったけどちゃんとご飯食べてる？｣
周央｢食べてるもん。昨日も涼太が作っておいてくれた焼きそば食べたし｣
宮舘｢もう史那専用のUberEATSみたいになってるよね｣
周央｢ダテイーツ(笑)｣
宮舘｢ははっ(笑)｣
ーーーーー
周央.
涼太と2人で事務所に行ったら、先に着いていた阿部ちゃんがニヤニヤしながらこっちを見てきた。
阿部｢おはよ、朝からラブラブじゃん｣
周央｢...(阿部を軽く肩パン)｣
阿部｢痛っ(笑)
っていうか、2人とも頭痛大丈夫？｣
宮舘｢うん、薬は飲んできたし。
(周央を見て)ねっ？｣
周央｢ん？(家での出来事を思い出して)
......おぉ、うん｣
阿部｢え、何してきたの(笑)｣
宮舘｢何もしてないよ。史那がチューしてもらったら治るって言ったから...｣
周央｢だー！！やめて！(笑)｣
阿部｢はぁ！？何それ！！｣
なぜかテンションが上がっている阿部ちゃん。
みんなにも報告しないとって楽しそうにしてるけど、それは後で全力で止めさせてもらう。
周央｢早く梅雨明けないかな〜｣
阿部｢今年梅雨入り早かったもんね｣
宮舘｢外に洗濯物干せないもんね｣
周央｢生乾きのにおいが気になって...｣
阿部｢もう主婦の会話じゃん(笑)｣
｢｢(笑)｣｣
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作者名：燦
| 作成日時：2022年7月7日 16時
