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寿雄｢1人じゃ行かせねぇよ｣
エイジ｢極楽蝶の幹部3人やられたら、納得すんだろ｣
陽二｢お前ら...｣
ｰｰ3人の会話を聞いてしまう久美と朝日
朝日｢......っ(泣きそうになるのをこらえる)｣
久美｢(朝日の背中をさする)｣
ーーーーー
ｰｰ何も知らずに『オイスター』にいる司
司｢てか、陽二くん達遅いね｣
久美｢...うん｣
朝日｢(ため息をつきながら食器を洗っている)｣
司｢俺、ちょっとやっぱ探してくるわ...｣
久美｢ちょっと待って！｣
司｢えっ？｣
久美｢待って、あの......。じゃあケーキ食べん？サービスするけぇ｣
司｢いやぁ、サービスって...。やっぱり久美ちゃん今日おかしいよ。朝日ちゃんも元気ないみたいだし...。どうしたの？｣
ｰｰ『オイスター』に美香達が入ってくる
司｢美香ちゃん？｣
美香｢エイジは！？｣
司｢いや、まだ来てないけど｣
美香｢やっぱり...｣
実由｢大丈夫よ、美香｣
美奈｢BEASTは関係ないかもしれんじゃん｣
司｢BEAST？｣
美香｢エイジに連絡しても、全然繋がらんのよ！それで、BEASTが極楽蝶に向かったって噂じゃけん｣
朝日｢美香、ごめん...｣
美香｢朝日...？｣
司｢まさか...！お願いだから、何か知ってんなら教えて！｣
久美｢っ、実はね...｣
ｰｰ事情を聞いて店を飛び出す司
実由｢なんで黙っとんたん！？｣
美奈｢3人だけでBEASTとやり合っても勝てるわけないじゃん！｣
久美｢ごめんなさい...｣
朝日｢...(久美の隣で俯いている)｣
美香｢......ありがとうね｣
久美｢(驚いて美香を見る)｣
ｰｰ美香が朝日の隣に座る
美香｢エイジの気持ち、考えてくれたんよね？うちも仲間思いのエイジのこと、好きになったんじゃけぇ。我慢せんと...。
(朝日の肩に手を置いて)朝日も、陽二くんのこと一緒に待とう？｣
朝日｢っ、うん...(泣)｣
美香｢(泣いている朝日を抱きしめて背中をさする)｣
ーーーーー
ｰｰBEASTとやり合った後、『オイスター』にて
美香｢ほんとにほんとに、エイジが無事で良かった〜！｣
エイジ｢美香にもう一度会いたいと思ったら、パワーが湧いてきたんよ！｣
美香｢ほんとに？｣
エイジ｢ほんとに！｣
ｰｰ2人のやり取りを呆れ顔で見ている司、陽二、寿雄
陽二｢疲れた時に聞くと、余計に鬱陶しく感じるのぉ...｣
寿雄｢あぁ...｣
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作者名：燦
| 作成日時：2022年1月27日 20時
