雪が降れば舞う華

・ 在り来りな毎日 ページ2

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少クラの撮影があって、朝早くからNHKホールに来た。

今は無観客だから朝早めに収録することもあるんだ。


SnowMan様と書かれた扉を開けて入れば既にいる数名。

おはようございますと言えばおはようやら今日早いじゃんなんて言う声がかかる。

ソファーに座る渡辺翔太は私を見て眉を顰めた。




渡辺｢おい、お前なんで既読無視したんだよ｣

『やって、うるさいんやもん』

渡辺｢はぁ？暇か？って聞いただけだろ｣

『暇やないって意味の既読無視やで？』

渡辺｢だるお前｣

『それに、昨日は康二くんとご飯食べてたんやもん』

渡辺｢また康二かよ｣

『やってな？ちょ、翔太くん聞いてや』

渡辺｢聞いてんじゃんかよ｣

『康二くんの家に行ったらな、駿佑おってん』

渡辺｢へぇ。…弟は？いなかったの？｣

『それがな、謙杜とりゅちぇとご飯行ってたんやって』

渡辺｢ふーん。…で？｣

『3人での自撮り送られてきて、めちゃくちゃ可愛かったっていう話』

渡辺｢お前関西人の癖してオチ弱いよな｣

『…それ悩みやねん…』




なんて話してたら後ろから頭をポン、って撫でられた。




向井｢そんな所がAのええ所やねんで？｣

『康二くん！おはよお』

向井｢Aいつの間に帰ったん？｣

『康二くんと駿佑が寝た後に帰ったで。駿佑の寝顔いっぱい取っちゃった』

渡辺｢きも｣

『聞こえてるで翔太くん』

向井｢朝起きておらんかったからびっくりしてん｣

『え、なんかごめん』

向井｢しかも掃除もしてってくれてありがとう｣

『いいえ〜』




心の底から、SnowManに康二くんが入ってくれて良かったって思う。

同じ関西人。安心する。






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