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『ただいま』
深「おかえり〜もうすぐ涼太くるよ」
買ってきたものをテーブルに並べ、プレゼントも準備OK。
ラ「さっきから嬉しそうだね、翔太くん」
渡「そう？」
目「はい。変な顔してます」
渡「おい目黒、なめてんのか」
みんな楽しそうに話しているので、私はタスキを持ち外で待つことにした。
綺麗な月を眺めながらさっきの言葉を思い出す。
『結婚、か…』
宮「え、結婚？」
思わず口に出したその言葉を彼に聞かれてしまった。
宮「するの？」
『や、ま、まだ、』
宮「やまだって(笑)焦りすぎでしょ」
だってねえ、まさか聞かれるとは思ってなかったし…
宮「そうなったら、俺も嬉しい」
『嬉しい？』
宮「Aの幸せは俺の幸せでもあるから」
『……それは』
宮「理由は内緒。ほら、早く入ろ」
私の手からタスキを受け取った涼太は、優しく微笑んで中に入って行った。
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目「A、そろそろケーキのお披露目しよっか」
『うん！』
蓮さんと一緒にキッチンに行き、冷蔵庫から自信作のケーキを取り出す。
『私たちが作ったとは思えない』
目「それぞれの得意分野があったって事じゃない？」
『なるほど。私は生クリームじゃなくチョコプレート向きだったって事か』
来年もこの作業分担で作ろうと心に決めた。
『おまたせしました！』
涼太の前にバラのケーキを置くと、目を見開いて驚く。
宮「これ…みんなが作ったの？」
深「すごいでしょ」
渡「俺たちもやればできんのよ」
嬉しそうに何枚も写真を撮る彼を見て、頑張ってよかったなって思った。
宮「いただきます」
ケーキを食べる様子をみんなで見守る。
この瞬間が1番ドキドキするな……
ラ「どう？お兄ちゃん」
宮「美味しい…んだけど、ちょっとしょっぱいかも」
『え！？』
慌てて口に入れると、たしかにしょっぱい。
生クリームを作ったのは私で、味見をしていなかった事を思い出した。
『大変申し訳ございません！！！』
宮「ううん。これはこれで美味しいよ」
目「俺は好き」
深「俺も〜」
渡「完璧じゃないほうが俺ららしくね？」
みんなが口々に優しい言葉をかけてくれる。
でも、砂糖と塩を間違えるなんて初歩的すぎませんか…
『次こそは見た目も味も完璧にするから！』
宮「ありがと。楽しみにしてるね」
これからも、ずっと、みんなと
パーティーが出来ますように！
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あんこ(プロフ) - 理科さん» こちらこそ本当にありがとうございました！面白いと言っていただけて良かったです。慣れない執筆でしたが、読んでくださる方々のおかげで書き切る事が出来ました(*^^*)ぜひまた読み返してあげてください♡♡ (2月23日 10時) (
レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - 私の毎日の楽しみが終わってしまったけど、ほんと面白かったです！ありがとうございます♡そして、お疲れ様でした！仕事の休憩中にニヤニヤしながら読んだリしてました☺︎︎また全部通して読んで幸せ気分になりたいと思います♡ (2月22日 22時) (レス) id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 理科さん» もしかして、書き始めた頃にもコメントいただきましたか！？そこから読んでいただけてるの嬉しすぎます(>_<)新作も読んでいただきありがとうございます★緑さんもめちゃくちゃ良かったですよね…リアル感もあって！笑顔が眩しい…。私も旦那に呆れられてます(笑) (2月18日 8時) (レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - すっごい面白いです！もうすぐ終わっちゃうの、寂しいなぁ。新作も楽しんでます♡余談ですが、私は💚ちゃん推しなので、ドライブしたいです。💚好きすぎて、息子に呆れられてます。 (2月17日 22時) (レス) @page48 id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - SnowManLOVEさん» はじめまして。コメントありがとうございます！スノさんは全員が魅力的ですよね(^^)★続きが見たいと言っていただけて嬉しいです。更新頑張ります！ (2月1日 13時) (レス) id: 3da351ad37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年12月26日 21時
