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妹「お姉ちゃーん。辰哉くん来たよ」
『はーい』
約束の10時ぴったりに鳴ったインターホン。
「いってきます」と扉を開ければ、ラフな格好の辰哉がいた。
深「おはよ〜」
『おはよ。なんか雰囲気ちがうね』
そんな挨拶を交わしていると、辰哉の後ろから小さい子が顔を出す。
湊「このひとだーれ？」
か、可愛い。この子がきょーちゃんの？
湊「たつやのおんな？」
『お"！？』
京「こら湊。そんな言葉どこで覚えたの」
湊と呼ばれる子をひょいっと抱き上げたのは…。
『きょーちゃん！！』
京「久しぶり。湊、自己紹介しな？」
湊「ふかざわみなと。10さいです」
深「嘘つきだな〜。4歳じゃなかったっけ」
『ふふっ。はじめましてAです。よろしくね』
湊「A？パパのおんな？」
深「違うよ。俺の…好きな人」
「すきなひと！」と喜ぶ湊くんを連れて公園へ向かう。
『今の子はおませさんだね…』
深「だね。俺の女って言っとけばよかったかな」
そう言って微笑むものだから反応に困ってしまった。
〜公園〜
湊「すべり台！！」
きょーちゃんの腕から降りた湊くんは、すべり台に向かって走り出す。
湊「たつや〜はやく〜！」
深「え、俺！？」
『いってらっしゃい』
私は辰哉を見送り、ブランコに座った。
京「Aってブランコ好きだよね」
『！う、うん…』
気づけば隣のブランコに座っているきょーちゃん。
久しぶりだからなのか、2人は少し緊張する…。
『可愛いね湊くん。小さい時の辰哉そっくり』
京「ええ？俺じゃなくて辰哉なんだ」
『きょーちゃんの小さい時しらないし』
「それもそうか」と笑う横顔は辰哉そのもの。
視線を落とすと、大きな荷物が目に入った。
『この可愛いバッグ何が入ってるの？』
京「弁当。ピクニックには必要でしょ」
しまった。私なにも持ってきてない。
自分の女子力の低さに泣きたくなる。
京「大丈夫。Aのは辰哉が頑張って作ってたから」
『！？』
京「俺が作ってたらさ、起きてきてびっくり」
視線を上げれば、湊くんに振り回されてヘトヘトな辰哉の姿。早起きも料理も苦手なのに頑張ってくれたんだ。
京「ね、辰哉じゃ…だめ？」
『え？』
京「好きな子のためなら何でも頑張れちゃう子だよ」
辰哉がだめなんて事は絶対にない。
でも、でも何かが引っかかってる。
京「やっぱ好きなんだね。___の事」
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あんこ(プロフ) - 理科さん» こちらこそ本当にありがとうございました！面白いと言っていただけて良かったです。慣れない執筆でしたが、読んでくださる方々のおかげで書き切る事が出来ました(*^^*)ぜひまた読み返してあげてください♡♡ (2月23日 10時) (
レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - 私の毎日の楽しみが終わってしまったけど、ほんと面白かったです！ありがとうございます♡そして、お疲れ様でした！仕事の休憩中にニヤニヤしながら読んだリしてました☺︎︎また全部通して読んで幸せ気分になりたいと思います♡ (2月22日 22時) (レス) id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 理科さん» もしかして、書き始めた頃にもコメントいただきましたか！？そこから読んでいただけてるの嬉しすぎます(>_<)新作も読んでいただきありがとうございます★緑さんもめちゃくちゃ良かったですよね…リアル感もあって！笑顔が眩しい…。私も旦那に呆れられてます(笑) (2月18日 8時) (レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - すっごい面白いです！もうすぐ終わっちゃうの、寂しいなぁ。新作も楽しんでます♡余談ですが、私は💚ちゃん推しなので、ドライブしたいです。💚好きすぎて、息子に呆れられてます。 (2月17日 22時) (レス) @page48 id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - SnowManLOVEさん» はじめまして。コメントありがとうございます！スノさんは全員が魅力的ですよね(^^)★続きが見たいと言っていただけて嬉しいです。更新頑張ります！ (2月1日 13時) (レス) id: 3da351ad37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年12月26日 21時
