Snow Houseの日常。4th

冷戦 (蓮.辰) ページ9

※『管理2』の続きで、同じ夜です。



深澤side



ｶﾞﾁｬｯ…


時刻は0時過ぎ。

俺の部屋のドアが開く音がした。


そのままこっちに近づいてくる足音。


相手はおそらく照か、康二だろう。
あいつらはよく勝手に入ってくる。


それでも事前に連絡くらいあんのになぁ…

と、考えてる間に現れたのは




　
『Aと何してんの？』
　


深「びっくりした…お前かよ…。」




ちょっと不機嫌な目黒だった。





深「お前…どうした？
インターホンくらい鳴らせよ」



目「鳴らしちゃったら現場押さえられんねぇから。」



深「現場…？」

　

目黒の言いたいことが分からず
奴の顔をじっとみていると

目線がベッドで寝ているAに移った。




深「あぁー…現場ね？笑」


目「部屋連れ込んで何してんのかなって」


深「お前らこそ、ちょっと前まで一緒に寝てたんだろ？」


目「俺らは本当に寝るだけだから。」


深「ふーん。とりあえずさ、タバコ行かね？」


目「…A置いていくの？」


深「そこまでガキじゃねぇんだから大丈夫だろ。
あとこいつは一回寝ると中々起きねぇよ。」


目「…知ってる」



マウントをとっているように聞こえたのか

目黒はまたあからさまにムッとする。

　

メンバーに
そんな感じ出していいのかね？



Aに本気ですって言ってるようなもんだろ。




まぁ、どちらにしても
寝ているとは言え、Aがいる部屋はまずい。



俺たちは４階バルコニーに移動した。





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