Snow Houseの日常。4th

3Bと雷(辰)1 ページ41

※前回の続きです



深澤side



深「うおっ、びっくりした……」



時刻は朝の6時。

珍しく早く目が覚めた俺は、風呂にでも入ろうかと
でかい浴室があるリビングに行った。



天気が悪いこともあって薄暗い部屋の電気をつけると



「ん……ふっかさん……？」



ソファーの上でちっちゃく丸まって寝ているAがいた。




深「お前…なんでこんなところで寝てんの？」
　

「ん…なんか夜全然眠れなくて…
寝坊しちゃいそうだから…。」



今日は全員で午前から仕事。

10時に集合の予定だ。


よく見るとAは部屋着じゃなくて
すぐに仕事に出られる格好で

ソファの下にはカバンが置いてあった。



なるほど…

確かに集合場所で寝てりゃ遅刻はない。


でも、そんなことしなくても

同じ階の目黒か康二に朝起こせってLINEの1つでも
入れとけばいいだろうよ…。




いや、問題はそこじゃねぇ。

まず、なんで寝られなかったのかだ。




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