3Bと雷(蓮)2 ページ37
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目「お前、なんかあった？」
「ううん…何もないんだけど…」
目「けど？」
「もしかして今日…
雷…嫌いなの知ってて呼んでくれた…？」
目「んー、まぁそんなとこ」
「なんで知ってんの…」
目「前、ロケ中に雷鳴ってびびってたじゃんお前。」
「もう…めめもそれ？」
目「"も"ってなんだよ」
いや…と誤魔化そうとするAを問い詰めると
ちょっと恥ずかしそうにモゴモゴ口を動かした。
「今日…しょっぴーも夕方電話くれて、
わざわざ迎えにきてくれた…」
なるほど。
やるね、しょっぴー。
風磨くんの件の時に思ったけど
しょっぴーも結構Aにハマってる。
普段こそ全く一緒にいない2人だけど
しょっぴーはAのことをよく気にしてるし
Aもなんだかんだ信頼してるように見える。
目「へー、よかったじゃん。」
「2人とも…よく見てんなぁって思った。」
目「意外だった？」
「かなり。」
目「まぁ、そーいうわけだからなんか困ったら言ってこいよ？」
「どーいうわけなのか全然わかんないけど…ありがとう。」
Aは俺の肩に頭を乗せて珍しく甘えてきた。
ジャンプーのいい匂いにつられて
思わずAの髪を触る。
目「髪…伸ばしてんの？」
「うん。実は映画決まったの。」
目「え、すげぇじゃん。どんなやつ？」
「まぁ…恋愛系？
キスシーンあったり…する…」
目「まじかよ…」
「ねぇ…
好きでもない人とキスするってどんな感じかな…？」
キスシーンと聞いて思考が止まり
俺がAの問いかけに答えられないでいると
「いや…役になりきってるわけだから、
その人を好きじゃないといけないのか」
Aは自分で勝手に答えをだし
少し笑いながらそう言った。
なんで笑ってんだよ。
色々複雑な思い抱えてるくせに。
そんな風に言いながら
お前が好きな奴のこと考えてるってわかってんだよ。
それが、俺じゃないってことまで。
「めめ…？」
目「ちょっと…このまま」
俺は我慢できなくなって、Aをぎゅっと抱きしめた。
Aが思ってる相手が俺じゃなくてもいい。
だから、せめて
俺の前でそんな寂しそうな顔で
無理矢理笑ったりすんな。
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あさひな(プロフ) - あささん» コメントありがとうございます…長らくお待たせしてすみません！ (2021年5月17日 10時) (
レス) id: 628791cef0 (このIDを非表示/違反報告)
あさ(プロフ) - 更新楽しみに待っています (2021年4月5日 14時) (レス) id: 2454ce1b17 (このIDを非表示/違反報告)
あさひな(プロフ) - 阿部ちゃん担さん» リクエストありがとうございます！私の想像力が乏しいので、ちょっとご期待に添えないかもですが、過呼吸あべふかでちょっとやってみます！ (2021年2月14日 16時) (レス) id: 628791cef0 (このIDを非表示/違反報告)
阿部ちゃん担 - こんばんは。初めまして。リクエストをお願いしたいのですが、女の子の日が酷くて過呼吸になりあべふかが看病する話と情緒不安定になり過呼吸を起こし9人に相談する話の2つをお願いしたいです。大変だと思いますが体調に気を付けて頑張って下さい！応援しています(^o^) (2021年2月14日 1時) (レス) id: 3209429645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさひな | 作成日時：2021年2月7日 23時
