Snow Houseの日常。4th

係？2 ページ27

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「さっくん…？」


佐「へ？！なに？！」


「どしたの…？ぼーっとして」


俺がぐるぐると色んなことを考えている間に
いつのまにか"係"の話は終わっていて
スタジオ入りの時間になっていた。


佐「あ、ごめんごめん！ちょっと考えごと！
俺らも行こっか！」



楽屋からメンバーが続々と出て行くのを見て
慌てて立ち上がった俺に

Aは突然、

自分の額を俺の額にくっつけた。


佐「え…？」
　

「さっくん体調悪い…？」



Aと俺の身長差は2センチしかなくて
目線はほぼ一緒なのに

Aはおでこを俺と合わせるために
少し背伸びしながら上目遣いをする。


そしてそんな彼女からは
ふわっと、いい匂いがした。



佐「ちょ…勘弁して……」



「え！？さっくん？！」



耐えられなくなった俺は
その場にへたへたと思わず座り込んだ。


なんだこのシチュエーション…
まじで二次元かよ……


これ、俺が嫁達にしてもらいたかった憧れのやつじゃん…！




岩「おい、どうした？」


「さっくんが！調子悪いみたい
さっくん大丈夫？？」


佐「や、ごめん。まじなんでもない…」


「うそだ。顔赤いし、熱いよ？」


佐「ほんと、ほんとなんだって！大丈夫！」



ちょ、近い！近いから！！



Aに心配そうに見つめられ
俺の心臓はバックバク。


ドキドキで壊れそうなんてもんじゃない。




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