肉食系男子2 ページ9
.
ベッドの中に入ると
Aは少しずつ今日のことを話し始めた。
「本当は、お化け屋敷とかホラー系は無理なの…
でも私が怖がって、ラウールに頼ったりするのはキャラ的に違うなって思って…」
向「それでなんともないフリしてたん？
めっちゃ怖かったやん…今日のやつ。
すごいな…。」
「もう絶対いや…。夜1人になった時に思い出して怖いもん…。」
向「よしよし、よぉ頑張ったな」
Aの頭を撫でると
ぎゅっと抱きついて俺の胸に顔を埋めてくる。
なんや、めっちゃ甘えんぼさんやん。
ほんま可愛い…。
向「でもなんで俺のとこ来たん？」
「康二、明日休みって言ってたなと思って」
向「いやそれだけかい。」
「…康二の手、安心する」
俺の手を触りながら
Aは眠そうにウトウトし始めた。
向「手繋いで寝る？」
俺がAの手を握ると、
Aは俺の指と自分の指を絡ませて
いわゆる恋人繋ぎをした。
「これがいい」
さっきまで恥ずかしがって全然目を合わせなかったくせに
今度は上目遣いでこっちを見る。
本当にどういうつもりなん？
まぁ、いつもの通り
なんにも考えてないんやろうけど…
向「そんな可愛い顔してたら、俺に喰べられんで？」
「こーじ…肉食なの？」
向「草食の男なんかおらんよ」
「じゃあ…こーじにあげる……」
向「こら、もっと自分のこと大事にせなアカン……
って、寝てるやん…」
相変わらず、自由で気分屋さんやな。
まぁ、そこが可愛いねんけど。
俺はそんなAに毎回やられっぱなし。
彼氏にするなら康二って雑誌のインタビューも
理由が言いやすいからとか
今日俺のとこに来たのも
俺が明日休みだからとか
別に俺じゃなくてもいいみたいに言うくせに、
そうかと思えば急に甘えてきたり
恋人繋ぎが良いとか
康二にあげるとか…
これで火がつかん男がおるわけがない。
向「アカン…止められへん。」
俺は横で無防備に眠るAの唇に
そっと自分の唇を重ねた。
.おまけへ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1105人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あさひな(プロフ) - ニャウムニさん» ニャウムニさん マイページの設定にあるコンテンツフィルターの設定から変更できるのですが、アプリだとできないようです。Safari/ブラウザからログインしてみてください。 (2020年12月18日 0時) (
レス) id: 628791cef0 (このIDを非表示/違反報告)
ニャウムニ(プロフ) - そのr18の表示設定はどこにありますか？ログインしてマイページにいったのですが無くてどこにあるんでしょう？すみません、わからなかったので感想に書いてしまいました、、、 (2020年12月15日 10時) (レス) id: 098e368779 (このIDを非表示/違反報告)
あさひな(プロフ) - やまれんさん» やまれんさん ログイン後マイページにてr18を表示されるように設定が必要なのだと思います。やってみてください。 (2020年12月5日 15時) (レス) id: 628791cef0 (このIDを非表示/違反報告)
やまれん(プロフ) - Snow Houseの日常（裏部屋）出てこないのですが、、、 (2020年12月5日 1時) (レス) id: 2c35236124 (このIDを非表示/違反報告)
あさひな(プロフ) - たぴおかさん» たぴおかさん コメントありがとうございます！更新遅くなってすみません(;_;)ひーくんかっこいいですよね…私も大好きです！よかったら私とお話しましょう！笑 (2020年5月24日 18時) (レス) id: a188dfe357 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あさひな | 作成日時：2020年5月4日 19時
