目黒 ナルコレプシー ページ41
リクエスト
目黒side
ス「本当に目黒さんはやる気あるんですか?」
目「はい。申し訳ございません。」
ス「はー、普通の会社なら解雇ですよ。」
事の発端は2週間前くらい。
メンバーとのダンスレッスン休憩中、急な睡魔が襲ってきて気づいたら寝ていた。
皆には最近疲れているから寝れてよかったねって言われたけどいきなりの睡魔だったから俺自身は驚いた。
そして、それからというものの週に2回位、1日に何度も睡魔が襲ってくることがあった。
幸い、自粛期間中だったから仕事への影響はなかった。
しかし、緊急事態宣言も解除され仕事が始まっても症状は治まらなかった。
今日はソロでの仕事。
撮影のテーマを話し合っている時に睡魔が襲ってきたんだ。抵抗することも出来ないままその場で寝てしまった。
すぐにスタッフさんに体調悪いですか?と起こされたけど目立って体調が悪いってことはなかった。本当に睡魔だけ。
その日はその1回だけで済んでスタッフさんにはゆっくり休んでくださいと労われた。
それから3日後。また同じスタッフさん達との仕事中だった。抵抗できない睡魔が会議中にまたもや襲ってきて寝てしまった。
今回も起こされたけど、今回は心配より先に何をしているんだと怒られた。当たり前だけどさ。1回水分補給をし、会議を再開させた。再開して2時間くらい経った時、またもや睡魔に襲われたんだ。そして次に起きたとき、冒頭の言葉を言われたんだ。
その日は結局それで終了。別日に繰越になってしまった。
マ「目黒さん、どうしたんですか?そんなに夜眠れないですか?」
目「いや、普通に寝てるんですけどね。抵抗できない睡魔がいきなりくるんです。」
マ「本当にこういう事が続くと信頼失って仕事減りますから注意してくださいね。」
目「はい。」
こんな失態を誰にも知られたくなんてないから誰にも言わなかった。
この急にくる睡魔は毎日ではない。だから病気なんかは関係ない。俺自身の自覚のなさだって思ってた。
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作者名:まこ | 作成日時:2020年7月4日 0時