頼ってね Part3 (ページ25)

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ラウールside

あれ？食べてるとき、お盆の上に置かれたメモ用紙に気がついた。

『今日はお疲れ様。ラウールの伝えたいこと皆、分かってるから大丈夫。今日は余計なこと考えないでゆっくり休んで。』

お盆の上ってことは舘さんかな。。

皆、分かってるって言うけど本当かな？

本当なら誰かは話しに来てくれるはずだし。

ふっかさんと舘さんは話しかけてくれたりメモを置いてくれてるから分かってるのかな、、？

食べ終わったお盆を廊下に出しすぐに扉をしめた。

今日はもう何も出来ないな。勉強も諦めて早く寝ることにした。

翌朝

舘「入るよ。おはよう。」

ラ「ん？舘さん？」

舘「ゆっくり眠れてたみたいで良かった。」

ラ「うん。」

舘「朝ご飯はどうする？普通に作った方がいいか今日はゼリー飲料とかにするか。」

ラ「普通に食べたいけど皆のところには行きたくない。。」

舘「了解。じゃあ作ってくるから待ってて。」

ラ「ありがとう。ごめんなさい。」

舘さんは大丈夫とだけ言って部屋を出ていった。

はぁぁ。。皆とちゃんと話をしないといけないことは分かってるけど怒られそうで一歩を踏み出せずにいた。

コンコン

目「おはよ〜」

ラ「めめ！」

目「何だよ！舘さんが作ってくれたんだけど仕事あるから俺が持ってきた。食べ終わったらまた廊下に出しておいていいから。」

ラ「うん。ありがとう。」
　
めめ少し怒ってたかも。。いつもより冷たい気がしちゃった。
そりゃめめは曲がったことが大嫌いだもんね。

ご飯を食べてまたベッドへ。
　
何かをするって気力が湧いてこない。

俺の考えたことはやっぱりおかしいのかな。。

好きなダンスさえ嫌いになりそうなくらい昨日のダメージは大きい。

ラ「はぁぁ。。」

口を開けば溜息しか出てこない。
　
何も出来ないなら寝た方がマシ。

って思ってご飯食べた直後だけどまた眠りについた。